2009年09月26日

45 鳩ノ巣アゲイン(多摩川14)

水位:-2.58m(調布橋) 気温:26℃(青梅) 天気:快晴
区間:白丸ダム〜せせらぎの里美術館〜(徒歩)〜御嶽苑地 メンバー:ろみ&ぽん


 ろみぽんさんから川へのお誘いをいただきました。

 渇水の御嶽、長瀞では物足りないかなあと思い、候補を考えていたところ、ひとつ思いついたところがありました。

 鳩ノ巣渓谷です。

 いつも下っている御嶽から少し遡ったところに白丸ダムがあります。ここで取水した水は、多摩川第三発電所(=御嶽の放水口)で放流するというダム水路式の仕組みになっているので、普通に考えれば白丸ダムから御嶽放水口までの区間は水がなくてもおかしくありません。しかしながら、この区間には鳩ノ巣渓谷という有名な観光地があり、なんと景観維持のため期間限定(3/20〜11/23)で観光放流を行っています(推定放流量:5.3t)。ダムの直下といえば、周囲の景観は最高なのに、腐った水たまりが点在するだけの岩場がほとんどなだけに、ここの仕組みは注目に値しますね。

 昨年11月に下ったときは、時間の都合などから川井駅前で上陸しましたが、今回は御嶽放水口の上流側にある管理釣場ギリギリまで下ってみようと思い、せせらぎの里をテイクアウト候補に設定しました。


より大きな地図で 多摩川(奥多摩湖〜釜の淵公園) を表示

 10時ごろ、集合場所の御嶽苑地(放水口)から川を眺めると、期待していたほど水が流れていない。大丈夫かな…? ちょっと不安になりながら現地に到着してみると、ちゃんと放流されていました。おそらく放流開始時間が10時ごろで、まだ御嶽まで届いていなかったものと推測されます。水量は、昨年と同程度です。

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 さて、お二人には満喫してもらえるでしょうか…?

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2009年09月22日

44 東北ファーストトリップ(小国玉川1◆85)

水位:0.93m(玉川) 気温:21℃(小国) 天気:曇り時々晴れ
区間:中田山崎〜手ノ倉沢(交代)〜?? メンバー:ぺーさん、シバさん、takeさん、さっちゃん、tetsuさん、FCK元やん、Solaさん、後輩1号、川太郎(回送)


 齢32にして初めて東北の大地を踏みしめました。FCK元ヤンには幾度となく彼の地へお誘いいただいており、最初の訪問は福島県が濃厚と思ってたんですけどね。実際足を踏み入れたのは山形県は小国町でした。集合場所である「道の駅白い森おぐに」までの距離は約400km。ウチから長良川までの距離とほぼ同じです。所要時間は途中で食事休憩しながらでおよそ5時間半でした。

 今日ご一緒するメンバーは、関東からtakeさんとさっちゃん。そして地元東北勢にFCKの元ヤンとソラさん、仙台からはtetsuさん、ぺーさん、シバさんが来られました。ぺーさん、シバさんとは初対面です。
 行き先は荒川支流、玉川渓流。パドラーの間では「小国玉川」と呼ばれる清流です。

 玉川(小国玉川)は、飯豊山(いいでさん;標高2,105m;日本百名山)を水源とし、北流して小国町玉川にて荒川(小国荒川)左岸に流入する荒川水系の一級河川です(流路延長、流域面積は不明)。
 ちなみに本川の荒川も、平成20年全国一級河川水質ランキングで第1位に輝くほどの清流として知られています。

 このところ渇水続きで水量は過去最低らしく、下れるかは微妙なところらしいです。確認のために新田橋から崖下を覗いてみました。

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 眼下を流れる渓流は、思わず息を呑むほどの透明度でした。一口に「清流」といっても、ピンからキリまでありまして、例えばご近所の御嶽や桂川だって私は清流だと思っています。ここの「清流」は、ピンと断言してよいでしょう。橋からの眺めに、すっかり心を奪われてしまいました。
 水量は、ザラ瀬がちょっと厳しいかなという印象ですが、何とか下れるレベルにはあるように感じました。というか、これだけ完璧に近い透明度を誇る川なら、瀬ごとに歩く羽目になっても別に構いません。
 シバさんがみんなの意見を聞き、航下区間を設定しました。今日はこの方がリーダーのようです。後で漕ぎっぷりを見たり話を聞いた限りでは、私など足元にも及ばない、相当に経験を積んだ方のようです。

 プットインは、発電放水口のある中里のバス停からとなりました。ここから上流にもプットイン地点があるようですが、減水区間のため厳しいと判断されたようです。
 なお、ここが「中流コース」のプットインのようです。本日の航下コースは「中流コース」と「下流コース」を足したロングコースで、テイクアウト地点は赤芝ダムのバックウォーターに近い玉川地区の入川道。ここは私有地で立入禁止となっていましたが、ソラさんが事前に地主に挨拶に伺い、許可を得ていたようです。中間地点は手ノ倉沢出合。「下流コース」のプットイン地点でもあります。

 ◆川地図作成中

 川までの長い長い道を担ぎ歩いてようやく川原に到着。周辺は、大きな岩が転がるゴーロ帯でした。そして川の水は、雲間から光が差し込むと森の緑を溶かし込んだようなエメラルドグリーンに映えています。まさに宝石の輝きでした。

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 今まで下った中で最高クラスのキレイな川といえば、紀伊半島の赤木川、大塔川、小川がまず思い浮かびますが、それらに匹敵するほどの特Aクラスだと思います。ただ、水量は小国玉川のほうが圧倒的に豊富で、この規模の川でこの透明度を維持できている点では紀伊半島の三川より貴重と言えるかもしれません。

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2009年09月20日

★43 晴天バーベキュー(多摩川13)

水位:-2.55m(調布橋) 気温:28℃(青梅) 天気:快晴
区間:御嶽苑地(放水口)〜楓橋(交代)〜二俣尾 メンバー:花鳥、みずっちファミリー、ナオ君ファミリー、後輩1号、川太郎(回送)

 いよいよシルバーウィークが始まりました。休日をフルに使って遠出したい気もしないでもないですが、小さい子供のいる我が家ではなかなか難しい。ということで、大型連休といえども結局は普通の週末と変わらず、御嶽に行くことに。

 唯一いつもと変わっているといえば、今回ファミリー色が濃い川下りだということ。先週の天竜川WWFで知り合ったみずっちファミリーと、近所の動物好きの子供N君ことナオ君ファミリーが一緒です。ナオ君は6月に一度御嶽に連れてきて一緒に下ったことがあります。ただ、前回同様に私の前に漫然と乗っているだけでは遊船やコマーシャルラフトと大して変わりません。ボートコントロールの難しさを知り、川の複雑な流れを読み、パートナーと力を合わせて漕いでこそカヌーの醍醐味が味わえるはずと思い(笑)、今回はナオ君パパとリンクスIIに乗ってもらうことにしました。ナオ君パパはバレーボールで結構すごい人らしいですが、カヌーは当然ド素人です。いやー、どうなるか楽しみですわ(笑)。

 まずは落水時の流され方、救助のされ方、スローロープの掴み方など安全面の説明。学生時代ラフトガイドだったみずっちにやってもらいました。

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 漕ぎ方の基本説明の後、出発。エディーキャッチ、フェリーグライドなど基本的な動きの練習を始めましたが、ナオ君艇、留まることができずにどんどん流されていきます。
 …

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2009年09月13日

★42 第13回天竜川WWF/ダウンリバー(天竜川2)

水位:-0.30→-0.32m(市田) -3.95→-4.01m(時又) 2.16m(天竜峡) 気温:26℃(飯田) 天気:快晴 区間:台城橋〜かわらんBAY(19.2km)
メンバー:tomoさん、花鳥、G君、ぽん、コニー、AZMAX、ユカリン、みずっちファミリー、けんぼー、魔王、UNKO-MAN夫妻、土人、ジロー、後輩1号

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2009年09月12日

★41 第13回天竜川WWF/ファンスラローム(天竜川1)

水位:-0.53→-0.47m(市田) -4.47→-4.29m(時又) 2.88→2.79m(天竜峡) 気温:15℃(飯田) 天気:雨 区間:阿島橋〜かわらんBAY(10.8km)
メンバー:tomoさん、花鳥、G君、ぽん、コニー、AZMAX、ユカリン、みずっちファミリー、けんぼー、魔王、UNKO-MAN夫妻、土人、ジロー、後輩1号

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2009年09月06日

★40 御嶽クルクル(多摩川12)

水位:-2.52m(調布橋) 気温:27℃(青梅) 天気:晴れ
区間:御嶽苑地(放水口)〜ミソギ(交代) メンバー:花鳥、後輩1号、川太郎(回送)

 今週は台風襲来ってことで胸をときめかせておったのですが、あいにく空振りだったというか、むしろ好天続きで周辺はいよいよ渇水の様相を呈してきました。
 渇水なら行き先はかなり限定されてしまいます。新規開拓熱が上昇しているタイミングだっただけに残念ですが、こればかりはしょうがない。ということで今週末は御獄でした。御嶽は、相変わらず大勢の観光客で賑わっていました。中には怪しげな撮影も行われていましたが…。

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 そして相変わらずの清流。ここは水質がホント安定して素晴らしいですね。

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 この水量下ではとくに遊べるスポットがないので、ほぼノンストップでミソギまで到着。ちなみにラナ、最近また右足を痛めたようで部屋の中では引きずってよたよた歩いていたんですが、あれはフェイクやったん? というくらいに元気に泳ぎ、走り回っていました。

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 ラッキーなことに、今日のミソギは貸し切りでした。今日の水位(-2.52m)では浅いながらもホールの巻きがきついのでそれなりに遊べるようです。



 花鳥に続いて私もスピン。クルクル回すことに注力しましたが、サイドの状態で掴まり、水がどばどば入るのでほとんどノーコン。沈しないように耐えるのに必死でした。



 4、5回ほど流されてようやく気付いたんですが、この水量ならサイドサーフィンで掴まってもリーンでギリギリ耐えることができます。ギリギリでも耐えられると分かれば余裕が生まれますね。今後はサイドで掴まらせずに180°単位で回せるようになることを課題としたいと思います。

 ひとしきり遊んで上陸。ここから楓橋まで戻ってクルマで待機していた嫁さんと交代しました。

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 テニスコートまでのショートコースでしたが、良い気分転換になったようです。

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 二人を見送った後、川太郎の水遊びに付き合いました。最近、川の近くだと下ろせと要求してきます。お望みどおり地面に下ろすと一人で遊び始めました。ちなみに拾い上げて抱っこすると遊び足りないと怒ります。食欲以外の欲求がだんだん出てきてんやなあと感心しました。

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 水着に着替えさせるのが面倒で水には浸からなかったんですが、小石を拾って投げたり、水面を叩いたり、楽しそうにしてました。これでまた親水性アップですわ。よしよし。



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2009年08月29日

【番外編】浦山川(荒川水系)探訪

浦山ダム流入量:0.0t〜0.3t 放流量:9.5t
区間:冠岩川出合〜浦山口 所要時間:約2.0h メンバー:ソロ


 2時に起床。
 一昨日は学生時代に愛用していたiMacのデータ移管で徹夜していたので、全然寝足りません。エネルギー補給のため嫁さんが作ってくれておいたタイカレーを食べましたが、胃がもたれて余計気分が悪くなってきました。
 3時半に出発。
 圏央道入間ICからR299で秩父市へ。Tシャツ一枚ではもう寒い。夏の終わりというか、もはや秋の到来を感じさせる肌寒さです。
 5時半過ぎに浦山ダムに到着。

 きっかけはG君がケータイカメラで撮影してきた数枚の写真でした。秩父鉄道終点、三峰口よりさらに上流約9kmにある「道の駅大滝」付近で撮ってきたというそれらは、なかなかに迫力のある岩絡みの瀬が写っていました。
 これまで荒川といえば長瀞しか知らず、秩父市より上流は複数のダムがあるということを除けば、脳内ではほぼ空白地でした。好奇心がなければ、地図を眺めても何も見てないのと同じなんですよね。今回、下る対象として明確な意志を持って見ることで、荒川上流域の輪郭が徐々にその形を為してきました。

 まずは水量の把握を試みました。
 水位観測所は、落合(中津川出合上流100m)にあります。過去のデータを調べると、11時や16時頃に俄かに水位が20cmほど上昇しています。
 また、荒川上流ダム群(二瀬ダム滝沢ダム、浦山ダム)では流入量・放流量のデータがリアルタイムで公開されていました。過去のデータとあわせて調べてみると、二瀬ダムは8時頃に3.3tほど放流を開始しており、夜間は放流していないことが掴めました。滝沢ダムは常時0.5tを放流。日中は合わせて4t近くの水量があることが推測できます。ただ気になるのが落合観測所水位が上下する時間帯とダムの放流時間に関連性が見えないこと。これに対する回答の仮説は現地を訪れた後で思い浮かんだんですが、この段階では不明のままでした。結論だけ言えば、落合の水位と二瀬ダム放流量だけでは現地の水量を把握することは困難です。
 ちなみに浦山ダム放流量は3t台が多いですが、ここ3日間は9t出してました。いま長瀞を流れる水の約半分はこの小さな支流(流入量約1t)が貯めたものだったことを初めて知りました。

 また、水量の把握と合わせて行ったのが地図の確認です。GoogleMapではこのエリア一帯は地図、航空写真共に比較的鮮明なので、堰堤や発電所の位置だけでなく、大まかな川相まで把握できました。
 確かに、楽しそうな川相が続いています。多摩川の場合だと、御嶽以外にも鳩ノ巣渓谷、惣岳渓谷、丹波渓谷、日原渓谷、秋川渓谷など周辺部にも幅広く目を向けられたのに、荒川では長瀞以外に興味をほとんど示していませんでした。アンテナの能力がまだまだ低いということですね。もっと出力を高めなくては…。

 さて、そんな背景がありまして荒川上流部にやって来た次第。少しでもたくさん下見しようと早めに着いたのですが、事前調査の結果では二瀬ダムの放流開始は7〜8時以降でした。水のない川を見るより別の川を下見してみようと気が変わり、行き先を支流浦山川に変更しました。ここのダムは現在9t放流中でして、本日のメインターゲットが下れない場合の保険としたい思惑もありました。

 ダムのゲートを歩いていると、へんてこなオブジェがありました。

 鯉の後生車
 『「恋のお願い聞いてください 後生だから」と言って、一回、二回、三回と車を回すと願いが叶います。』

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 ちょっと前の花鳥なら何かやってくれてたと思いますが、最近は独り者が少ないので残念ながら使えなさそうです。

 ダム下の川の流れは期待通り豊富な水量が流れています。ただ、ちょっと距離が短すぎるかな。まだ時間もあるし、ダム上も見てみようと思い立ちました。

 冠岩川との出合まで遡上し、時々これはというところでクルマから下りて写真撮影。川沿いに車道が走り、高低差もないので下見はしやすいほうでした。


より大きな地図で 浦山川(毛附トンネル〜浦山ダム) を表示

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39 三峰リサーチ<浦山川続き>(荒川5)

水位:0.75m(落合) 流量:3.5t(二瀬ダム放流量) 気温:23℃(秩父) 天気:晴れのち曇り
区間:和田平キャンプ場〜上石橋 所要時間:1.5h メンバー:G君


<参考値>
水位:1.54m(親鼻) 流量:22t(玉淀ダム流入量)

 秩父鉄道三峰口駅からおよそ1.5km西方にある公衆トイレのパーキングでG君と合流。今日ターゲットとしているのは、道の駅大滝から三峰口まで約9kmの区間です。私はこの地に足を踏み入れること自体初めて、G君は先月に一度観光に来て、部分的に下見したそうです。どちらも下るのは初めてなので、G君にも事前にいろいろ準備しとくようにと伝えておきました。私はインターネットから水量と地形の把握に努めてきましたが、G君はどんな情報を揃えてきたんやろ。少し意地悪して、「準備」の対象はあえて何も書かずにメールしたんで、回答をちょっと楽しみにしてました。

「なー、前にメールで『いろいろ準備しとけ』って送ったやろ? なんかいいデータ見つかった?」

「あ、はい、いや、何も…。あ、地図持ってきました!」

 ただの道路地図でした。しかもクルマに積みっぱなしの…。

「…。ちなみに、前に花鳥に言われてたチェックリストってどうなん? 1コくらい達成できた?」

「いえ、あの、まだです」

「先々週やったっけ、インターネットも追加しろって俺からも言うたやんな。開通した?」

「いえ、まだ、検討中です…」

 なんや、何もしてへんやん!

「…で、いつやるか決めてんの?」

「いえ、まだ、です」

 なんか腹が立つというよりはかわいそうになってきたのでこの会話は止めました。しかし、次回花鳥に会った時もそのままやと、確実に怒られるでしょうな。

 ここでクルマを1台にまとめ、下見をスタート。すでに車道と川の高低差がかなりあり、川相を確かめることが難しいのですが、見晴らしのよい場所や橋梁を見つけるごとに停車して確認していきました。


より大きな地図で 荒川(栗谷瀬橋〜高砂橋) を表示

 地図上でとくに気になっていたのは、大洞第二発電所、大滝発電所が並んでいる箇所。発電所が連続しているのって見たことないし、航空写真では大滝発電所にはダムらしきものも見えます。発電放水した水をすぐ貯水して発電してんのでしょうか。地図だけでは判別がつきませんでした。

 万年橋を渡って右岸から確認。水量に変化が見られないので、どちらの発電所も放水はしていないようです。そして大洞第二発電所のほうにはやはり堰堤がありましたが、高さはせいぜい5m程度。こんな落差で発電できんのかな?

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 堰の前後の水量は同程度に見えますが、どちらも快適に下れるだけの水量には程遠い。せいぜい1〜2tくらいかと思われます。ちなみに発電所の上流は巨岩が乱立していて、かなりヤバそうな雰囲気を感じます。

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 残念ながらこの区間はムリと判断してさらに上流へ向かいました。

 ちなみにここで感じていた疑問は、後で調べているうちに「発電所等位置図」(p.3)を参照することで氷解しました。
 私の勘違いは、大洞第二発電所を「ダム式」と思っていたことにあります。この発電所は「水路式」で、上流にある大洞第二堰堤で取水した水で発電していたのでした。そして発電所の直下にある堰堤(強石堰堤)は、ここからだいぶ下流に位置する秩父発電所の取水堰でした。

 そして、より重要なこととして、大滝発電所は道の駅大滝付近にある落合堰堤(最大取水量6.1t)で取水しています。事前調査では、二瀬ダム放流量(3.2t)+滝沢ダム放流量(0.5t)=約4tがこのセクションの流量と思い込んでいましたが、落合堰堤で最大6.1tがさっ引かれ、しかもその後も堰堤と発電所の存在により水量が都度増減しているわけです。
 さらに複雑なことには、二瀬ダム〜落合堰堤間に栃本発電所が存在し、ここからも最大3.5tの発電放流が行われていると思われます。これら発電所のリアルタイムでの取水/放流量は公開されていませんので、把握のしようがありません。
 「落合の水位と二瀬ダム放流量だけではこのセクションの水量を把握することは困難」と先に書いたのは、このような理由によります。ただ、今後データを積み重ねて、栃本発電所放流量と落合観測所水位、二瀬ダム放流量と落合観測所水位の関連性が掴めれば、少なくとも大洞第二堰堤(大血川出合)までの区間の水量予測は可能になるのではないかと漠然とではありますが感じています。

 桂川みたいに、

 堰堤で取水→導水→発電放流→発電所直下の堰堤で取水→導水…

 という堰堤→発電所の組み合わせが独立した配置の河川はよく見かけますが、ここまで入り組んで複雑な川には初めて出会いました。二重の意味で、手強い川です。


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2009年08月23日

38 長瀞エンドオブサマー(荒川4)

水位:1.46m(親鼻) 流量:18t(玉淀ダム流入量) 気温:27℃(寄居) 天気:曇り
区間:親鼻橋〜高砂橋 メンバー:花鳥、後輩1号&川太郎(回送)

 親鼻橋でキャンプ。
 明日はどこ下ろうかという話になり、三峰口あたりを開拓せえへん? と提案しましたが即却下。
 到着した夕方時点は蒸し暑かった川原も、暗くなると風が出てきて涼しくなりました。日中暑くても、朝夕が涼しくなると夏も終わりやなあという実感が湧いてきます。広い川原には他に1台しかクルマがなく、人口過密な御嶽と違って快適でした。

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 夏の風物詩、鮎(tomoさんにいただいたものです)の炭火焼。

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 まいど恒例の鉄橋下。

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 まいど恒例のコタキ。

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 カヌーに遊船に観光客に、長瀞駅岩畳周辺は人でいっぱいでした。

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 まいど恒例の洗濯機。

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 無理やりタンデムにして突っ込みました。

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★作成中…


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2009年08月16日

37 お盆エンドオブサマー〜完結編〜(多摩川11)

水位:-2.44m(調布橋) 気温:30℃(青梅) 天気:快晴
区間:御嶽苑地(放水口)〜二俣尾 メンバー:花鳥、G君、後輩1号&川太郎(回送)、ぽんさん(夜の部のみ)


 小浜から川崎までの帰路は、依然通行止めの東名を避けて中央道を使いました。名神で若干渋滞した他は順調に流れていて、未明3時半に自宅に到着。

 14時に花鳥から電話がかかってきました。御嶽でキャンプする約束をしてたんです。

「今日、何時に集まります?」

 うーん、さすがにしんどいし、テンション上がらんしなあ。

「うーん、19時か20時くらいでええんちゃう?」

「えー?そんなん来ても寝るだけになりますやん。僕もう出るとこなんですけど。あとメシどうします?」

「自分らの分だけ持ち寄りでええんちゃう?」

「全然やる気ないやないですかッ! 焼き肉やりましょうよ! あと、当然花火もやるでしょ?」

 うわー、めんどくさー。

「…まあ、任せますわ。とりあえず集合時間は18時でええやんな?場所は二俣尾のスーパーで」

 さっさと寝るだけで良かったんですが、何やらノリノリのキャンプになりそうです。

 二俣尾の川原に入ると、どえらい人の多さでした。日が暮れても所狭しとクルマが並んでいて、どうにも落ち着かない気分でしたが、アフリカ帰りでご機嫌な花鳥様が飲んで歌って養殖鮎食べて花火してご満悦だったのでよしとしましょう。ちなみに今夜のテーマソングは森山直太朗「夏の終わり」でした。

 さて一夜明け、放水口からスタート。上流の白丸ダムがようさん水を出してるみたいです。鳩ノ巣渓谷が楽しそうな感じ。
 しかしきれいな水やなあ。先日まで関西の川いっぱい下ってきましたが、なにげに一番清冽なのでは…。

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 玉堂の瀬もキレイなウェーブができていました。形が良く、遊べますが、エディーが少ないので一度下流に流されると再エントリーができません。諦めて先に進みましたが、下り終わってから回送中に眺めるとスラ艇でえらい賑わってました。

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 次は定番のミソギ。簡単にスピンできますが、ホールのパワーが強くて、サイドサーフィンでロックされると堪え切れません。サイドで止まらないようにする工夫が必要なんですが、難しい…。面白いけど、沈すると結構流されてしまうので、体力の消耗が著しい。3回ほど流されてリタイアしました。
 花鳥にもちょっと手に負えなかったみたいです。

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 次は喜久松苑の下にある小堰堤(一段目)で遊ぶ。人工物なのでおそるおそるといった感じですが、キープ力はほどよい感じで出入り自由でした。

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 ゴールのテニスコートに到着。瀞場でファミリーカヌー。川太郎は長瀞に引き続いて二回目のカヌー体験となりました。

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 さて、早いもので今日でお盆休みは終わりです。9日間の休みのうち、川には5日間も出ることができました。

 5日間で下った川の本数は6本、うち初めての川はなんと3本、初めてのセクションは1本でした。「初めての川」年間目標本数10本に対し、これで9本目です。通算目標100本に対しては84本目となりました。

 内訳はこんな感じです。

 ★初めての川
 82本目 針畑川(滋賀県・淀川水系)
 83本目 高時川(滋賀県・淀川水系)
 84本目 遠敷川(福井県・北川水系)

 ★初めてのセクション
 安曇川[前川橋〜村井橋](滋賀県・淀川水系)

 渇水期の真夏に新しい川を下れるとは思っていませんでした。一日か二日間、通い慣れたナラヨシかホヅを下って終わりと思っていましたが、水量、メンバー共に恵まれてホント、幸運でした。まあ、メンバーのほうは嫁のコーディネート力に拠るところが大きいですが…。

ニックネーム ラナ父 at 05:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 関東>多摩川(丹波川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする