2009年12月31日

【番外編】2009年を振り返って

◆総括

 ※2009年総集編として、初めて下った川や出場した大会を中心に、印象に残ったシーンをムービー形式でまとめました。「ムービーメーカーv2」で作成しましたが、このソフト、ファイルが重たくなると使い物になりませんね。再生時間が9分を越えたあたりから30回はフリーズして、終盤はえらい難儀しました。



 さて、光陰矢の如しで、関東に移ってはや二年が過ぎました。
 新規河川開拓の年間目標10本に対し、今年はなんと13本。1996年にカヌーを初めて以来、歴代2位という思いもよらぬ好結果を残すことができました(過去最高記録は2004年の17本)。累計では88本。なお、河川ではなく「セクション」という視点から見れば、プラス4本が加算され、17本という記録になります。

◆川への出撃日数
 61日(参考:2006年;64日、2007年;59日)

◆大会の結果
 【第33回日本リバーベンチャー選手権大会(5/30)】
 
 伝説のチーム「沈虎」との因縁の対決でついに勝利。ダブルブレード部門は「オープン参加」扱いでしたので記録には残りません。

 【第15回にじますカップ(6/13)】
 ・3位/10チーム(その他部門)

 今年も出ました。

 【第13回天竜川WWF(9/12-13)】
 ・11位/12チーム(四人乗り部門)※Team 沈歩虎
  初日ファンスラ10位、二日目ダウンリバー11位
 ・4位/10チーム(六人乗り男子部門)※Team NKC
  初日ファンスラ4位、二日目ダウンリバー6位

 チームNKCとして、社会人になって初めてラフト部門で出場しました。

 【第16回長良川WWF(10/10-12)】
 ・優勝/12チーム(インフレ部門)

 今年はUNKO-MANとチーム再結成して出場。美並カヌークラブと激戦を繰り広げました。

◆下った川
 ・総本数…27本(参考:2008年:22本、2007年:21本)
 ・初めて下った川…13本(参考:2008年;10本、2007年;9本)
 目標の通算100本に対して、現在88本まで迫りました!

 【新規漕破河川内訳】
76(67) 西河内川  (静岡県 安倍川水系)2月
77(68) 安倍中河内川(静岡県 安倍川水系)2月
78(69) 河津川   (静岡県 河津川水系)3月※河津七滝
79(70) 鬼怒川   (栃木県 利根川水系)3月※龍王峡
80(71) 那珂川   (栃木県 那珂川水系)4月
80(72) 湯西川   (栃木県 利根川水系)4月※ラナのみ
81(73) 箒 川   (栃木県 那珂川水系)5月※七ツ岩
81(74) 富士川   (静岡県 富士川水系)5月
82(75) 針畑川   (滋賀県 淀 川水系)8月
83(76) 高時川   (滋賀県 淀 川水系)8月
84(77) 遠敷川   (福井県 北 川水系)8月
85(78) 玉 川   (山形県 荒 川水系)9月
86(79) 大谷川   (栃木県 利根川水系)10月
87(80) 久慈川   (茨城県 久慈川水系)10月
88(81) 横瀬川   (埼玉県 荒 川水系)11月

《初めてのセクション》
・利根川(紅葉峡)    (群馬県 利根川水系)
・丹波川(丹波渓谷最下流)(山梨県 多摩川水系)
・安曇川(針畑出合以下) (滋賀県 淀 川水系)
・荒 川(三峰渓谷)   (埼玉県 荒 川水系)

 ■漕破総数100本達成にむけて

 今年初めて下った川(セクション含む)のうち、カヌーのいわゆる「川地図」本に記載のあるコースは利根川紅葉峡、鬼怒川籠岩、奥久慈渓谷のたった3本でした(いずれも『全国リバーツーリング55Map』掲載)。北海道、東北、北陸など未開拓の地域にでも遠征しない限り、もはや既存の川地図を「辿る」楽しみを味わうことはほとんどできなくなっています。100本までの残り12本も、新たな川地図を「創る」ほうが中心になるでしょう。

 「創る」側の川下りにおいて、最大のリスクと呼べるのは「未知」であることです。せっかく現地まで足を運んでも水量不足で下れないという場合もあれば、もっと深刻に生命の危機に繋がる場合もあります。砂防堰堤、キーパーホール、アンダーカット、シーブ…。丹波川のような奥深い渓を下るときは特に、ポーテージできないゴルジュ帯でこいつらに出くわしたらどうしようという恐怖と常に戦い続けなければなりません。しかし、マイナーな名川を新たに発見したときの喜び、未知の恐怖を乗り越えて下りきったときの達成感は、「辿る」行為だけでは得られないものであり、“priceless”な価値があります。

 ここ1,2年で、既存の川地図で紹介されている近隣の主だった河川は次々と塗りつぶされ、いよいよネタ切れの危機を迎えていました。しかし、「創る」といっても、元になるタマゴがなければ生み出しようがありません。どうやって殖やしていくか思い悩んでいたそんな折、運命的な邂逅を果たした本があります。

 その名も、『ヤマメ&イワナの日本100名川』(地球丸,2007年)。文字通り、ヤマメ、イワナの棲む渓流を東日本から45河川、西日本から55河川収録した釣場ガイド本です。この本を皮切りに、次々と同類の書籍に触手を伸ばし、実に膨大な量の川情報を得ることができました。カヌー人口と釣り人口は比較にならない差がありますが、それはそのまま書籍の数と情報量の差に反映されています。カヌーの川地図情報源としては、『日本の川地図101』(小学館,1991)が最高峰だと私は思っていますが、釣り関連の本で紹介される川の数は100なんてレベルではありません。御嶽クラスの水量となるとさすがに限られますが、増水すれば下れそうな中小渓流の何と多いことか。80かそこらで枯渇しているのが滑稽に思えてきました。

 かくして下りたい川の候補は、全滅の危機から一転、爆発的に増加するに至りました。ただし、これら釣場ガイド本から得られる情報は、当然ながら川下りの目線で書かれておらず、当たり外れが大きくなるというリスクがどうしても出てきます。特に川の規模や水量の見極めが難しい。下れるかどうか判断するレベルまで使えるかといえば、正直微妙です。

 たとえば、日光の大谷川(利根川水系)ですが、訪れるきっかけは「憾満ヶ淵」の写真でした。いざ現物を目の当たりにした時の迫力は、想像を遥かに越えていました。掘り出し物やん!と大いに興奮したものです。奥武蔵の横瀬川(荒川水系)も、赤谷の「5mの滝」の写真に惹かれて訪れました。しかし、いざ下ってみると、カヌーで下る川としては規模が小さすぎました。増水時を狙ったにもかかわらず、かなりの割合を歩きました。

 結局のところ、あくまで「候補」止まりであって、快適に下れるかどうかは実際に訪れてみないと分からない。運とか縁とかいった要素も大きいように感じます。そういう意味で完全ではないですが、「ここにこんな川がある」という情報はやはり貴重。まずは来年の100本達成に向けてうまく活用していきたいと思っています。

ニックネーム ラナ父 at 05:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年もよろしくお願いいたします。
年末から新年にかけてお忙しいようですね。無理せずぼちぼち行きましょー
Posted by ソラ at 2010年01月05日 22:01
ソラさん、今年もどうぞよろしくお願いします。
いつも作成中で見苦しくてすみません…。

ちなみに今年の北関東、南東北方面は雪解けが大いに期待できそうですね。今から楽しみです。
Posted by ラナ父 at 2010年01月06日 02:47
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