2009年03月14日

11 逆転ホワイトウォーター(桂川2)

水位:1.57m→1.76m(大月) 気温:11℃(大月) 天気:曇り後晴れ
区間:曙橋〜桂川清流センター メンバー:takeさん、サチさん、ぽんさん、G君、後輩1号&川太郎(回送)


 折りたたみ傘を通勤鞄に忍ばせると、遠足前日の子供のような少し浮わついた気持ちで会社に向かう。いつもなら憂鬱なだけの雨天も金曜日ならむしろ歓迎です。しかし、立ち並ぶ高層ビルとその間を走る高速道路の合間から見える曇り空は、意に反してまったく降りそうな気配を見せない。ようやく雨粒を落とし始めたのは、日も暮れて帰宅する途中のことでした。
 そして今朝、各地の水位計を確かめ、思わず肩を落としました。
 関西、中部、東海方面は水位急増でよりどりみどり状態なのに対し、多摩川水系、相模川水系は数cmの微増に留まっています。とはいえ他に行くあてがあるわけでもなく、桂川で漕ぐというtakeさんたちに混ぜてもらうことにいたしました。

 異変に気付いたのは、現地到着後。流れる水の量が、明らかに今朝見た水位より多い。再度水位計を確かめると、20cmほど急増していました。ここらへんは朝から全然降ってない(御嶽も増えていない)んですが、富士山麓(富士吉田)で降っているのかもしれません。ボートのセットアップ中にもさらに濁りが入り始め、川の色は黒っぽくなってきました。まだまだ増水中であるようです。土壇場で、きましたね。当たりくじを引いた気分です。

 水位は下っているうちにも増え、過去最高の184cmにぐんぐん近付いています。いつもはチョロチョロの桂川も、この日は長良川ばりのパワーウォーター。



 自ずと気分は高揚してきます。

090314katsura04.jpg

 鳥沢ホールで休憩。その間に少し遊ばせてもらいました。エアフロアに改造して初のスポット、でしたが…。改造前と感触が全然違う。浮力が大幅に上がっているので、より上流側に重心を落とさないとあっという間に弾き出されてしまう。この重心の調整がなかなか難しく、ついに感触を掴めずじまい。これは手なづけるのにまだまだ時間がかかりそうな感じです。



 次は本日のメインイベント、キャンプ場の瀬。ここはすごい、の一言でした。今までの区間とは明らかにタイプが違います。先週下った秋川の山水の瀬の変貌ぶりもそうですが、川幅の狭い箇所はやはり大きく化けます。



 入口の瀬ではバンディットを駆るぽんさんが沈。タイミングを見計らって、スローロープを投げると…、なんと絡まったまま飛び出してしまい、飛距離半分で落水してしまいました。
 あれっ? おかしいな。今までこんなことなかったのに…。ちなみに、ぽんさんは核心部分に至る前に自力で岸に泳ぎ着きました。
 ここでいったん態勢を立て直し、再スタート。普段は四段に分かれた瀬が一つに繋がり、流速はいつもの何倍にもなっています。時間はあっという間でしょうが、泳ぐとつらそう。G君、ぽんさん組が心配でしたが、うまくクリアしてました。

090314katsura12.jpg

 油断したのか、G君は下り終えてから沈脱してましたが。

 その先は再びやや川幅が広がりますが、それだけで随分と下りやすくなります。塩瀬大橋が見え、このまま無事ゴールかなと思ったとき、最後尾のぽんさんが再びフリップ。流れてきたSEVEN2のパドルを回収し、「本体」がやって来るのを待っていましたが、姿を見せない。
 張り付きそうなところはないはずなんですが…。不安になって、慌てて右岸に着け、川原沿いに遡ってみると、フネと一緒に瀬の直前の左岸に上陸されてました。死角になって、下流からは見えない位置でした。

 瀬の手前を泳いでもらおうとロープを投げると、また絡まったまま川の真ん中あたりで着水。こらあかんわ。ロープレスキューには見切りをつけ、担いできたボートで左岸にフェリー。ぽんさんには前に乗ってもらいました。彼女のボートも牽引し、直下のカーブした瀬を下りる。これで結果的にはうまくいきましたが、浮力の高いリンクスIに、いかに身軽なぽんさんとはいえ、二人も乗るとキャパオーバーでほとんどコントロールが効きません。終始グラグラで、あやうく沈するところでした。タンデムなら楽勝ですが、ソロ艇に乗せるのは方法としてはよくありませんです。これは反省。

 ところでスローロープですが、二度も立て続けに失敗したのはかなり「ねじれ」が入っていたのが原因かと思います。こんなことは今までありませんでした。なぜか? ねじれが出た原因は新しいPFDにあると考えています。このアストラルのグリーンジャケット、前部のポケットにスローバッグを収納できるようになっています。今まで使っていたロータスPFDは背部から抜き取るタイプだったんですが、前部から取り出せるほうがいざというときの動きに確実性が増すのでありがたい作りと言えます。が、このポケット、スペースが小さく、ロータスPFD用のロープを入れると、ぎゅうぎゅうに押し付けられたように圧縮されてしまいます。この圧力が原因ではないかと思うんですが、どうでしょう。要観察ですね。もしこの仮説が正しければ、グリーンジャケット用のロープを買わないといけません。うーん。また出費が…。

 何はともあれ、予想外のエキサイティングな川下りに参加者みな大満足でした。
 ちなみに嫁はまだ桂川を下ったことがありません。ぜひこの水量下で体験してほしいと思い、明日もう一回下りませんか? と提案したところ、皆さん快く応じてくれました。
 テイクアウト地点にある、水量の目印にしている岩が、今日は沈みかかっていました。明日もまだ沈んでますように。

090314katsura14.jpg

ニックネーム ラナ父 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この記事へのトラックバックURL
http://a-thera.com/tb/1679209

この記事へのトラックバック