2009年11月29日

56 梁川フレンズ(桂川4)

水位:1.13m(桂川強瀬) 1.77m(大月) 気温:9℃(大月) 天気:曇り
区間:曙橋〜桂川清流センター(約x.xkm) 所要時間:約2.0h メンバー:花鳥、後輩1号&川太郎(回送)


 ここ最近、各地で増水傾向だった水量も、ついに落ち着いてしまいました。桂川のダム放流が継続されないか、ちょっとだけ期待していたんですけど、あいにく金曜日には完全に終わってしまったようです。
 ただ、放流は終わってしまったとはいえ、ロワーセクションに関していえば、平水量は維持されているようです。そういえば、花鳥が、まだ下ったことないとこぼしていたのをふと思い出しました。
 ということで、今週末も桂川に決まりです。

 Actonさんの“My記log”にも記載されていますが、今年のあるタイミングで、大月観測所水位と実際流量の関係に変化が生じたようです。川底が埋められ、水面の高さが嵩上げされたということでしょうか? 委細は不明ですが、現象だけに着目すると、今年の春頃に比して現在は30〜40cm程度水位が高めに出るといった状態が続いています。
 テイクアウト地点で、水量の目安となる岩を確認しました。今日の水位1.77mだと、以前であれば、水没しかかっているはずです

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 プットイン地点の曙橋まで行くと、面白いものがいました。その瞳は下弦の月で、わんこや馬のように、感情を読み取るのが難しい。しかし、まるで人間のような立派な髭を蓄えています。

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 動物好きな川太郎はむろん、珍しくラナも興味津々で接近していましたが、あまりにデリカシーに欠けたアプローチに、すっかり怒らせてしまったようで最後には威嚇されてました。こいつには、人間以外の友だちがなかなかできませんね。

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2009年11月23日

55 秋川ヒーリング(秋川3)

水位:0.94m(秋留橋) -0.88m(東秋留橋) 気温:15℃(青梅) 天気:快晴
区間:和田橋〜乙津橋(荷田子バス停)(x.xkm) メンバー:ぽんさん、G君、後輩1号&川太郎(回送)


 今日は、G君、ろみぽんと漕ぐ予定でした。ギリギリ下れる水量があり、おそらく色鮮やかな紅葉が楽しめるだろうと予想し、選択したフィールドは、秋川渓谷。
 あいにくろみさんは風邪引いてお休みとなり、G君は来るには来ましたが、夜勤明けで衰弱しており、一緒に漕ぐのは結局ぽんさんだけとなってしまいましたが、天気は秋晴れにふさわしい、透き通った青空が無限大に広がるカヌー日和。昨日の冬空が嘘みたいです。日陰は肌寒いですが、木洩れ日の射している区間にフネを寄せると、そこだけぽかぽかして暖かい。とろけてしまいそうな気持ちよさです。

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 中山の滝に到着。この廊下帯は日の光が届かず、薄暗い。早くも弛緩しきった気持ちを、少しだけ、引き締める必要があります。



 とはいえ、昨日の桂川アッパーで気力を使い切ったせいか、イマイチ集中力が湧いてきません。テキトーに突っ込みましたが、二段目でホールに掴まった反動でフネから転がり落ちてしまいました。川をなめると痛い目に遭うという典型例ですね。

 ちなみに回送中の嫁さんとG君がおしゃべりなおばさんに捕まって色々話を聞いたところ、秋川渓谷の紅葉は、今週が見納めだろうということです。渓谷の底から眺める晩秋の紅葉は、最高、の一言でした。

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2009年11月22日

54 桂川リアルアッパー(桂川3)

水位:1.23m(桂川強瀬) 1.87m(大月) 気温:6℃(大月) 天気:曇り
区間:舟場橋〜高月橋(約x.xkm) 所要時間:約3.0h メンバー:モリ君、コニー、ブッシュ


 山梨県南東部を流れる桂川は、いわゆるアッパーとロワーと呼ばれる2セクションがダウンリバー対象として知られています。両者とも上流部のダム(川茂堰堤、駒橋堰堤)によって水量がコントロールされ、最低維持流量だけではかろうじて航下できる程度です。ただ、後者が比較的雨の影響を受けやすく、快適に下れる水量に達していることが多いのに対し、前者が豊富な水量を湛えているケースは稀です。発電取水量に違いがあるせいなのか、葛野川など支流の影響によるものなのか、理由はまだちゃんと調べていないので分かりません。
 釣り場としては超がつくメジャーなフィールドですが、観光地としてはマイナーだからなのか、御嶽のような観光放流は行われていません。ただし、両ダムでは年に一度、一週間程度の期間、定期放流を行う仕組みがあるようです。今週末は、ちょうどその定期放流の時期にあたるようで、愛知県在住のモリ君からお誘いのメールをいただきました。「桂川行きませんか?」としか書いてませんが、相手はあの世界のモリですから、行き先は間違いなくアッパーでしょう。

 桂川本流は、古くは明治の時代から発電目的に開発され、本来河道を流れているはずの水のほとんどは脇を走る導水路の中を流れています。河道を流れているのは、導水路の余水吐から戻される分と、支流から流入する分だけで、量としては非常に少なく、本来あるべき流量の1〜2割程度しかないのではないかと推測しています。
 そんな死にかけた川が、僅かな間ではあれ、息を吹き返すのがこの時期です。アッパーセクションは、あひるBのtakeさんと一緒に過去何度か下ったことがありますが、いずれもダム放流量ゼロの時でした。桂川本来の姿を体感してみたいという好奇心の面からも、行けるもんならぜひ行きたい。元々、この三連休は川に出るのは最終日だけと嫁さんと約束していましたが、色々とやりくりした結果、本日も行ってもいいという許可をいただきました。妻にはいくら感謝してもしたりないくらいです。

 さて、いざ行くとなると、はたしてラナを一緒に連れて行ってもよいかどうかという問題があります。確か、アッパーセクションの核心部分は両岸とも切り立った断崖で通らずになっており、ポーテージできないはずでした。やっぱ、危ないよな…。ただ、はらきりの瀬より下流なら、川幅が広がるので何とか行けそうかもと判断しました。ということで、ラナのみ、はらきりの瀬で待機してもらうことにしました。

 8時半に猿橋公園に行くと、モリ君の他にコニーとブッシュがいてました。ブッシュとは初顔合わせです。カヤック歴はまだ1年半らしいですが、何かいい雰囲気を持ってますね。能力高そうです。昨日この三名は、ワールドクラスのトップパドラーたちと下ったそうです。そこでコニーはチンダツし、かなりの恐怖を味わったらしく、怯えた子犬のような目をしていました。そして世界のモリ君には、回送時に助手席に乗り込んで開口一番、「このクルマ、犬臭いですねー」と言われました。歯に衣着せない物言いは相変わらずです。

 パドラーたちで賑わい、穏やかな秋晴れだったという昨日とはうって変わり、川には人っ子一人おらず、灰色の曇り空が広がっています。
 スタートは、舟場橋から。普段は細いドロップですが、今日は凄まじいボイルストリームでした。モリ君は果敢に突っ込んでましたが、私はボイルラインを回り込むようにして回避ルートを選択。

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 しばらく緩やかな流れが続きますが、やがて眼前に大きな六角柱の柱状節理でできた岩壁が見えてきました。核心部まで続く、渓谷部の入口です。待ち構えているのはヘアピンカーブと、1m強のドロップ。ドロップの下は、巻きの強いホールになっていて、ここも私は回避して下りました。



 この先は、普段の姿が思い出せないほどに変貌していました。
 シュガードロップと呼ばれる瀬に到着。コニーが昨日、巻かれてチンダツして心折れたのはここのホールらしいです。確かに、中央部はエディーのような渦に囲まれたバックウォッシュゾーンがあって、ブーフでパスしない限り、がっちり捕捉されそうな感じです。ただ、左岸側が崩れていて、このルートなら楽勝です。私は、そのどちらでもない右岸ベタから航下しました。



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2009年11月19日

【番外編】ラナ、7歳になる

 ラナが、7歳になりました。人間だったら小学校2年生ですが、人間の肉体年齢に換算すれば、54歳くらいのようです。目の周りが白っぽくなり、濃い赤茶だった背中の毛色も少し、薄くなってきた感があります。時が経つのはなんと早く、そして残酷であることか。

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 ドッグフード「サイエンス・ダイエット」は、アダルト(1歳〜6歳)からシニア(7歳以上)へそろそろ切り替えないといけない時期になりました。しかしまたもや膀胱炎の疑いが出てしまい、療法食が必要になってしまいました。「pHコントロール」というドッグフードです。ちなみに、ネットで安いところを探しても、1kg単価1000円以上します。ああ、食費が…。
 きっかけは、尿のニオイでした。異様に臭い。違和感が、血のニオイと結びつき、血尿→膀胱炎? と連想するのに時間はかかりませんでした。
 嫁さんに連れて行ってもらった病院での検査の結果、膀胱炎に特徴的な細菌の発生や、結晶は見られませんでしたが、尿がアルカリ性で、タンパク質が出ていました。今回はまあ軽症みたいなので、早いとこよくなりそうですね。

 さて、今年を振り返ってみて最も一番印象に残っているのは、やはり4月末に子宮蓄膿症を患ったことでしょう。肉球から出血するのは日常茶飯事、食欲不振や膀胱炎に罹ることも数多く、もともと世話の焼ける子ではありましたが、入院が必要なほどの大病を患うのは今年が初めてでした。不幸中の幸いにして、発見が早く、また獣医さんに適切な処置を施してもらったおかげで、今では腹をかっさばかれたのが嘘のように元気です。

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 術前術後の違いですが、まず、定期的に見られた食欲減退がなくなりました。むしろ、以前より旺盛になっている感があります。現在与えている膀胱炎予防の療法食は、カロリーが高いのか、やたら太ります。仕方なく量を3/4程度に減らしましたが、明らかに不満げですね。川太郎が床にこぼした食いかすを食べるようになりましたから。

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 7歳。いよいよ、老年期にさしかかろうとしています。今後は病気と付き合う機会が増えてくるかもしれません。飼い主としてできることは、子宮蓄膿症以外にも罹りやすい病気についてチェックし、可能な限りの予防策を取ることと、症状のサインを見逃さないことですね。

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2009年11月15日

53 芦ヶ久保キャニオニング(横瀬川1◆88)

水位:-m(なし) 参考:1.93m(親鼻) -1.06m(坂戸) 気温:21℃(秩父) 天気:快晴
区間:ヨーガイ入出合〜矢花橋(約4.0km) 所要時間:約3.0h メンバー:G君、後輩1号&川太郎(回送)


 いやー、よう歩きました。もはや、カヌーというよりキャニオニング? と言うべきか、渓谷の大部分をフネ曳いて歩きました。何とか下れるだろうと見立てていたんですが、思いっきりハズしてしまいましたです。

 新たな川開拓の対象に、近場では荒川水系がありました。
 現在、リストアップしているのは以下の通りです。

 @荒川上流(三峰渓谷)
 A浦山川(浦山渓谷)
 B横瀬川(芦ヶ久保渓谷)
 C中津川(中津峡)
 D高麗川(横手渓谷)
 E名栗川(名栗渓谷)

 いずれも普段の流量は少なく、どかっと雨が降ったとき限定です。このうち@は渇水時にムリヤリ下り(歩き)、Aは下見済み。次に期待値の高いのは、Bの横瀬川でした。
 横瀬川は、武川岳(1,052m)を水源とし、横瀬町、秩父市を流れ、秩父市黒谷附近で荒川に注ぐ荒川水系の一級河川です(流路延長:18.45km,流域面積:72.95ku)。
 この川に着目したのは、渓相良く、しかも落差5mの滝があるという情報を得ていたためです。できれば、この滝を越えてみたい。

 折しも今週は雨天続きで関東周辺は増水状態。荒川や桂川の水位計は2mを越すほどとなりました。おかげで週末は、支流も含めてよりどりみどりの状態です。この千載一遇の機会をどう活かすかと考えた時、横瀬川の名前が浮かんできました。花鳥は仕事でしたが、ラッキーなことにG君からお誘いがありまして、実現の運びとなりました。

 圏央道狭山日高ICからR299を走り、高麗川沿いに遡上。正丸トンネルを抜けたところにあります。トンネル西に位置する武川岳より南は入間川の水系、北は横瀬川の水系に分かれています。
 自宅から約100分ほどかかって「道の駅果樹公園あしがくぼ」に到着。セクションは、赤谷トンネル付近にあるという例の滝を基軸に組み立てました。道の駅の上流には「あしがくぼ渓谷国際釣場」という管理釣場が設けられていますので、テイクアウト地点は釣場上流にある矢花橋。プットイン地点は、そこから約4km上流のヨーガイ入という名前の沢付近としました。


より大きな地図で 横瀬川(ヨーガイ入〜矢花橋) を表示

 ヨーガイ入の下流にある別荘地から入渓。道の駅でメシを食べてたりしたので出艇は12時半となりました。

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2009年11月08日

★52 奥久慈グレイブ(久慈川1◆87)

水位:1.53m(下津原橋) 1.09m(下野宮) 気温:18℃(大子) 天気:薄曇り
区間:袋田沈下橋〜上小川橋(約x.xkm) 所要時間:約2.0h メンバー:花鳥、後輩1号&川太郎(回送)

 ようやく、11月初漕ぎです。
 渇水期というのがネックですが、そこさえクリアできれば、この季節はカヌーに最高のシーズンだと思います。渓流釣り、鮎釣りが終わり、釣竿のほとんどが姿を消している点、朝夕は肌寒いながら、日中は非常に過ごしやすい点、天は高く澄み渡り、周囲の山並みは色鮮やかな紅葉に囲まれている点なんかがいいですね。

 下りたい川の一つに、久慈川がありました。
 久慈川は、八溝山(1,022m)を水源とし…久慈川水系の一級河川です(流路延長:124km,流域面積:1,490ku)。
 お隣の那珂川と並び関東を代表する清流という認識を持っていました。しかし鮎釣りのメッカでシーズン中はまず無理という噂をちらほら耳にしていたので、一時的に候補から外していました。
 その存在を忘れかけてた頃、FCKの元ヤン氏からお誘いをいただきました。先週のことです。しかし、嫁さんの体調が思わしくなく、その日は断念。気軽に行ける距離ではないので、縁がなかったのかなと半ば諦めていましたが、先週参加していた花鳥がもう一度行きたいと言ってきました。折しも御嶽ではラフティングの世界大会予選が開催されており、UNKO-MANから見学に誘われていたんですが、初モノの川の魅力には及びません。すまん、UNKO-MAN。

 常磐道那珂ICを下りてから、現地まで約1時間と聞いていました。しかし、インターを下りた瞬間から、R118は大渋滞しています。迂回路を駆使して、上小川に10分程度遅刻して到着。
 荷物をまとめた後、回送を始めましたが、この先の混み具合はもっとひどく、歩いたほうが速いんちゃうかというほどでした。どこまで続いているか分からないこの渋滞に嫌気がさし、プットイン地点を袋田の沈下橋まで下げることにしました。ちなみに、後で知った話ですが、渋滞の原因は「袋田の滝」によるそうですね。この、日本三名瀑のひとつが紅葉のピークだったようです。先週はまったく混んでなかったといいますから、運がなかったとしか言いようがありません。


より大きな地図で 久慈川(袋田沈下橋〜上小川橋) を表示

 地図にも出ないような脇道を蛇行し、なんとか目的の沈下橋を発見。左岸側にクルマを停める充分なスペースがありますが、駐車禁止の看板が立っています。まあ、停車ならええでしょと、予定通りここからスタートすることにしました。渋滞のため、結局、出艇は12時半までずれこんでしまいました。

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 あたりは、潮の香りに包まれていました。
 そういえば、先週花鳥が訪れた際には鮭が遡上していたそうです。海から香りを運んでくるんでしょうか。
 …なんて思っていましたが、川岸にゴロゴロと転がっているコイツが原因ではないかということでした。

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 鮭の、ご遺体でした。
 「潮の香り」と思っていたものは、それらが放つ生臭さでした。
 川の中にはもっともっと転がっていました。先週は、まったく見かけなかったらしいです。
 海へ流出した山と川の養分が、こういう形で帰ってきて、山や川が富むことになんのかな、なんて考えていました。

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