2009年05月31日

★23 第33回リバベン〜二日目〜(利根川2)

水位:3.17m→3.20m(湯原) 流量:36t(藤原ダム) 気温:16℃(みなかみ) 天気:雨
区間:水明荘下〜紅葉橋(リバベン),大穴〜銚子橋(DR) メンバー:会長、花鳥、G君、後輩1号&川太郎(回送)

 「か、会長さんが結果を見た途端にすごく不機嫌になって、『クソ野郎、クソ野郎!』と罵られましたッ」

 激戦から一晩が経ち、ようやくスラロームの結果が分かりました。G君の、嬉しいけどあまり表面に出すとあの大人気ない二人に怒られるので抑制しようとしている表情で話す内容にほっと一安心。ゲームオーバーは免れました。
 今日の天気予報は曇りのはずでしたが、朝からバラバラと冷たい雨が降り続いています。少し肌寒い。そして、かなり頭が痛い。昨晩はうっかり焼酎を飲みすぎてしまいました。G君の後輩、法政大学探検部のモリ君たちと、今や出身大学の後輩となってしまったUNKO-MANも交えて賑やかに話してたと思うのですが、内容は今一つ記憶にありません。残っているのは頭痛のみ。そういや、「沈虎」の二人が完全お説教モードになって、あまりにずぼらなG君に集中砲火を浴びせていたのは覚えてます。

 さて、このスラロームの輝かしき勝利には二つの大きな意義があります。
 一つは、先述の通りゲームオーバーを免れたことで、今日の最終競技、ダウンリバーで雌雄を決するというドラマチックな展開になったこと。もう一つは、スラといっても実際の距離はかなり長く、ダウンリバーの要素も濃かったと思っています。すなわち、今日のダウンリバーはスラの結果とある程度は相通じるのではないかと、精神的にかなり優位に立てるようになったことです。しかも、出艇順は昨日と同じ、「沈虎」→「沈竜王」の順。「北山の屈辱」を晴らすに、まさに最高の檜舞台となりました。

 ◆ダウンリバー(水明荘下〜紅葉橋)

 「沈虎」の二人は座り込んでひそひそ話をしています。何やら良からぬことを考えているのでしょうか…。
 こっちの作戦はスラロームの結果を聞いたときから決まっていました。至ってシンプル「昨日と同じ」です。変にピッチを上げてペースを乱すよりかは、呼吸を合わせられるペースで漕いだ方が良いと判断しました。スラでの「沈虎」との差は14秒と大幅に開いていまして、昨日のペースでも充分戦えると考えてのことです。唯一の心配は、このレース直前というタイミングにおいても、まだなにげに頭が痛いこと。まずいなあ…。

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 「沈虎」、いよいよ出艇です。追われる身ですから、かなりプレッシャーは大きいはずです。

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 さて、ついに最終艇、我々の番です。出艇間隔は60秒。一昨年の北山と同じです。仮に艇速が時速18kmとしたら、1分間で300mです。視界のきく場所ならきっと見えるでしょう。小さな点のような背中が少しずつ大きくなっていくのか、それとも消えてなくなってしまうのか。楽しみです。
 慌しくフネに乗り込んでサイストラップを装着し、体をフネにがっちり固定しているうちに、あと20秒を切りました。しかしここで俄かにカウントダウンが中断。先行のボートがフリップしたらしいです。まさか「沈虎」が…? いや、彼らに限ってありえない。しかし、思い描いていたデッドヒート場面は絶望的になりました。あーあ。

 ということで、スタートラインについたまま待機すること結局5分以上にもなりまして、いざ漕ぎ出した後は「沈虎」をはじめとする先行のチームとついぞ会うことがありませんでした。つまんないなあ、と思う反面、結果発表という最後の最後までどちらが速いか分からないという楽しみもあります。また、自分のペースを崩さずに下れることもメリットでした。昨日同様、ストロークに緩急をつけることで体力の浪費を防ぎ、的確な指示をタイムリーに出し続けられるようにする。G君はさすが期待していただけあって、後半に入ってもパドルで水をキャッチする力にまったく衰えが感じられず、フネがぐいぐいと押し出されていきます。しかも少なくとも表面上はまだまだ平気そうに見えます。パワー全開の鬼漕ぎは、ラストのウェーブを越えた後、ゴールの紅葉橋までの短い区間だけでした。ラストスパートがちょっと遅すぎたかとも思うほどに余力を残したままのゴールでしたが、まあ80点の漕ぎはできたでしょう。これで敗れたらしょうがない。最後まで力強く漕いでくれたG君とハイタッチ。ちなみに、見学してくれていた嫁によると、花鳥はバテバテ、会長の表情は般若のそれで、我々のほうがまだ余裕があったらしい。

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2009年05月30日

22 第33回リバベン〜初日〜(利根川1)

水位:3.14?m(湯原) 流量:36t(藤原ダム) 気温:20℃(みなかみ) 天気:曇り時々雨
区間:水明荘下〜紅葉橋(リバベン)〜銚子橋(DR) メンバー:会長、花鳥、G君、後輩1号&川太郎(回送)


 〜因縁〜
 2007年9月、長良川カヤッククラブ(NKC)の会長と花鳥(現関東支社長)のダブルチキンコンビこと「沈虎」が、和歌山県北山川でラナ父と対決した。両者はさらに四年前の2003年にも同じ北山を舞台に矛を交えており、その時はラナ父が70秒差で勝利を収めている。しかしこの戦いにおいては、ラナ父艇が後発の沈虎に追い抜かれ、逆に70秒差をつけられて敗北を喫した。これを「北山の屈辱」という。
 (民明書房刊『長良川カヤッククラブと私』より引用)

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 かくして歴史的敗北を喫した私は、捲土重来を期して臥薪嘗胆の日々を送り、機が熟すのを待つことになる。
 時は意外に早く訪れた。四年に一度しか結成されない幻のチーム「沈虎」が、禁を破り二年後の今年、再結成されることが2009年1月の「NKCナラヨシ会議」にて宣言されたのである。

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 再戦の舞台は北山川から奥利根川、第33回日本リバーベンチャー選手権大会(通称リバベン)へと移る。雌伏の時を終えた竜が虎を蹴散らし天に昇るか、百獣の王たる虎が再び竜の喉笛を噛み破るか。天地を鳴動せしめる竜虎の戦いが再び始まろうとしていた。

 〜チーム構成〜
 「沈虎」
 「チーム練習は一切しない」がモットー。労せずして勝つことこそ美徳。カヌー歴は共に10年を越えるベテラン。会長はフリースタイルのサーキットに出場するほどの実力者。花鳥は10年に一人の逸材と呼ばれ、その泉のように湧き出す才能から、各地で神と崇め奉られるほどのカリスマ。チームのイメージは、老練なテクニシャンタイプ。

 「沈竜王」
 ラナ父とカヌー歴2年のG君のチーム。つい最近までバウラダーを知らなかったという逸話が象徴するように、G君は経験・技術面で沈虎の二人とは天地の開きがある。しかし、沢登りで鍛えられた筋力は侮れない。軽い体重も大きな強みだろう。呼吸がうまく噛み合えば、かなりのスピードが期待できる。チームのイメージは、猪突猛進体力バカタイプ。


 とまあ、長ったらしい前置きはこのへんにして。いよいよ待ちに待った日がやってきました。当日の水位は湯原観測所で約3.1m、水量は40t程度。この川でこのコンディションだとフリップのリスクは限りなく低くなり、勝敗を趨勢を決する要素として、体力勝負の割合が高くなります。天は我々に味方したようです。

 ◆スプリント(水明荘下〜大鹿橋下流)
 今年のリバベンの種目には大きく変更がありました。以前はスラロームとダウンリバーの混合だったんですが、今年は長良川WWFと同様にスプリント、スラローム、ダウンリバーの三種目となります。まずはスプリントから。
 スタート地点は例年と同じく、水明荘下。直下にはスリーウェイズが轟音を響かせています。この瀬をどう下るかが、勝敗の分かれ目になりそうです。
 形状は、上流から見て左にカーブを描いていて、右岸寄りアウトコースがメインカレント。左岸へ寄るほどショートカットできますが、浅くなって流速が弱くなっています。距離は長いが流速の強いアウトコースか、距離は短いが流速の弱いインコースか、どちらを選ぶか悩みどころです。
 ベストなのは、トップスピードを維持しつつ、最短ルートを通過することです。そこで、左岸から徐々に、スムーズに通れそうなルートを探した結果、中央やや左岸寄りにこれというルートを見つけました。ただし下流から、それも橋の上からの視界と、上流からの、船上からの視界とではまったく異なります。この二点の視界をスムーズにリンクできるかどうかがカギとなるでしょう。

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 ゴール地点は大鹿橋下流。印象としては、めちゃめちゃ距離短いやんという感じ。全体で200mもないでしょう。これだと、ちょっとしたミスが命取りになりそうです。

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 今年からラフトとダッキーのダブルエントリーができなくなったので、出場チームがいなくなるんちゃうかと思っていましたが、我々を除けば9チームとまずまずの数でした(昨年は19チーム)。中でも目を引くのは、NRSバンディットのタンデムを駆る外国人コンビ。やたらガタイがよく、いかにもラフトガイドっぽい。そしてRioという聞いたことのないカナディアンタイプのダッキーに乗るカーボンパドルの二人組もスラローマーの匂いが漂っています。

 スタート地点の直下は浅瀬になっていて、その先に本流があります。ここは隠れ岩が点在していて、スタックするリスクがあります。
 選択肢は二つ、考えられます。
 一つは、右岸から45度くらいの角度で進入し、浅瀬を迂回するルート。水深は充分あり、本流までは最短ですが、迂回分の距離がロスになるのと、本流に至るまでの流れが緩いのがネックです。
 もう一つは、隠れ岩の隙間を縫ってまっすぐ(30度くらい)浅瀬に突っ込むルート。ただ隙間はフネ1艇分しかなく、スピードを調整して慎重に進入する必要があります。また、流れは速いですが、前者に比べ本流までの距離が長くなります。
 どっちもどっち、一長一短。ギリギリまで悩んでいましたが、最初から全力で漕ぎたい気持ちが勝り、前者を選択することにしました。

 シングル9艇が続々と出艇し、残るは我々ダブル2艇のみ。まずは「沈虎」から。隠れ岩にフネを当てて若干失速しましたが、その後はスムーズに加速し、あっという間に小さくなってしまいました。さすがに速い。でもパドリングは前後バラバラで、本調子ではないように見えます。これはチャンス。精神的に楽になるので初戦は是非とも押さえたい。
 「沈虎」出艇の1分後、いよいよ我々「沈竜王」がスタート。浅瀬を迂回しようと、ボートを左に向ける。しかし予想以上に流速が強く、渡りきる前にどんどん浅瀬に吸い寄せられます。完全に目測を誤りました。あかん、もう間に合わない。隠れ岩に正面から乗り上げてしまいました。
 あ〜あ、いきなりやっちゃった…。ただ、不幸中の幸いだったのは、フネが完全には張り付かず、力業で何とか乗り越えられたこと。急遽計画を変更して、そのまま浅瀬を下り、本流にストリームイン。メインのスリーウェイズに向かう。大鹿橋から下見した時に決めたルートとリンクさせるため、隠れ岩を目印にしていました。隠れ岩のすぐ左側を通り抜けるはずでしたが、またもやコントロールミスにより50cmほど左岸側にずれてしまい、底をガリガリとやってしまい失速させてしまいました。うーん、ダメダメでした。さすがにこれは負けでしょう。



 相方のG君はリバベンは二度目の出場らしいですが(前回はラフトで出場、結果はブービー賞)、経験があまりに少ないせいか、始まる前からかなり緊張していました。朝から「沈虎」の二人にいじくられ、多少はリラックスできたと思いますが、やはり舞い上がっているんでしょう。漕ぎ方がかなりぎこちなく、せっかくの怪力をうまく伝達できていませんでした。また、私とG君では行きたいルートが微妙に違う。バウが会長だとかなりシンクロできていて、何も言わなくても欲しいタイミングでパドルを入れてくれますが、今回はスターンから何度も調整を入れなければなりませんでした。

 よって次のスラにおける重点課題は、行きたい方向、パドルのタイミング、ストロークのペースなど極力細かく指示を出して意思の疎通を図ることとしました。漕いでいる最中も会話することで、G君の緊張をほぐすという一石二鳥の狙いもあります。
 JA前までのリエゾン区間で実践したところ、悪くない感じでした。また、G君はちゃんと腰を入れて漕げたら思っていた以上に力強い。一度トップスピードに乗ってしまえば、ストロークのペースを多少落としても問題なさそうです。全力で漕ぎながら細かい指示を出し続けられるかどうか心配でしたが、ペースを落とせば体力も温存できるし、その分指示も出しやすくなるのでこれも解決できそうです。

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2009年05月24日

★【番外編】スカウティング

 ◆伊豆桂川(修善寺)

 水量不足のため下れず。工事中のため濁りあり。生活排水多そうでした。

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 ◆河内川(酒匂川支流)

 丹沢南嶺の水を集める川。三保ダム下流の一部を覗いてみましたが、水量少なく、堰堤多く、下れそうになさそうでした。

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 ◆酒匂川(鮎沢川)

 東名高速で都夫良野トンネルをくぐるときいつも気になっていた川でしたが、これまた水量少なく、堰堤多く、渓谷部は下れそうになさそうです。

 ★作成中…
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2009年05月23日

21 寄り道ハプニング(富士川2)

水位:-5.53m(北松野) 気温:24℃(富士) 天気:晴れ
区間:畠山〜蓬莱橋(約3km) 所要時間:約70分 メンバー:後輩1号&川太郎(回送)


 事故りました。

 といっても、川沿いの駐車スペースに停めようとした際、膝の高さくらいの岩にぶつけただけなんですが。フロントバンパーの右角がべこんと凹み、それだけならとくに問題なかったんですが、下りて確かめてみると、だばだばと水がこぼれ落ちているではないですか。
 まだ熱が残るボンネットを開いて覗き込んでみると、右角にはウォッシャータンクがありました。凹んだ位置は死角になって見えませんが、タンクの上部が一部、割れています。常識的に考えれば、ウォッシャータンクが破損したためタンク内の洗浄液がこぼれたということになりますが、なにぶんクルマに関してはド素人、ボンネットを開けた経験すらろくにないので、念のためJAFにロードサービス救援コールしました。なにげにJAFに電話するの、クルマの免許取って以来初めてです。
 最初に電話してから約40分後に来ていただいたロードサービスの方に確認してもらったところ、当初の見立てどおりただのウォッシャータンクの破損のようです。不幸中の幸いでした。

 さて、今週末は伊豆は修善寺の旅館に嫁のご両親と宿泊の予定がありまして、近くを流れる狩野川あたりを狙っていたのですが、あいにく今日23日、狩野川は鮎の解禁日。ほんならまた河津七滝でも行こうかなとも思いましたが、滝落ちだとラナの出番がありません。旅館に泊まる間ラナは車内で相当ヒマな思いをすることになるので、ダウンリバーして思いっきり疲れさせたほうがいいんちゃうの、という嫁の助言に従い、伊豆を軸にして下れそうな川は? と検索した結果、導かれた答えが富士川だったわけです。

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2009年05月17日

20 再訪フリップ(富士川1)

水位:-5.27m→-5.20m(北松野) 気温:18℃(富士) 天気:雨
区間:十島〜蓬莱橋(約12km) 所要時間:約180分 メンバー:G君


 7時20分。場所は御殿場付近。自宅の嫁から電話がかかってきました。

 「あのさー、リンクスII忘れてない?」
 「あっ! 積むのん忘れてた!」

 今日は、リバベンに向けて最後の(といっても二回目ですが)合同練習をということで、リンクスIIでパワーウォーター・富士川を実戦さながらに漕ごうという計画を立てていましたが、うっかりクルマに積み忘れるという超へっぽこな理由により、早くも崩れ去ってしまいました。
 ヘタすれば現地に行っても漕げない可能性もあったのですが、幸いG君がカヤックを積んで来ていたので、最悪の事態は免れました。かくして私は車内に積みっぱだったリンクスI、G君はStarという、いつもとなんら変わりない編成で下ることになりました。

 富士川を訪れるのはおよそ7年ぶりとなります。関東に転勤になって一年半が過ぎましたが、近所というには少し遠く、遠出の際は下ったことのない川に優先的に行っていたため、これまでなかなかご縁がありませんでしたが、60tの釜口の瀬で豪快に流されたことがずっと心に引っかかってはいました。ちなみに当時ラナはまだこの世に生を受けてすらおらず、彼女にとってこの川は初めてとなります。

 本日のメンバーは久しぶりにG君だけですが、「雨男伝説」は健在で、この男と二人のときはほぼ例外なく雨天です。本日の水位は開始時点で-5.27mですが、雨が降り続いており、徐々に増水していくものと思われます。
 しょっぱなは十島の瀬から。



 今日の北松野観測所水位を01年時の流量データをもとに換算すると約20tとなりますが、かなり違和感を覚えました。夏場の四国吉野川くらいの水量、すなわち50tくらいはあるように思えるんですが…。水位と流量の関連性に変化があったのか、はたまたグレーの曇天、視界を遮る霧、透明感ゼロの濁流が判断力を鈍らせているのか。

 万栄橋を越えると、川筋が二又に分岐。前回どっちを選んだかさっぱり覚えていませんが、流量の多そうな右コースを選択。そこで現れた瀬で、いきなり沈して流されてしまいました。今年初めての沈です。そしてラナは復帰後3戦目で早くも泳がされるハメになりました。スポットなら日常茶飯事ですが、ダウンリバーでひっくり返ることはそうそうありません。ラスボス級の釜口の瀬なら沈しても仕方ないかなと思っていましたが、こんな名もなき瀬で転覆させられるとはショックでした。

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 この名もなき瀬の下でG君の練習。前漕ぎ、フェリーグライド、ピールアウトは合格ライン。とくにフェリーグライドは見違えるように良くなりました。残る課題はエディーキャッチですが、あいにくもう時間がありません。

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 この川、十島や釜口の瀬ばかりが印象に残っていて、その他の存在が記憶から消えてましたが、瀞場がベースです。でかい。そして、長い。かつて日本三大急流の一つに挙げられたイメージとはマッチングしませんが、大河としての貫禄は充分。リバベンのトレーニングにちょうどいいやと、ぶっ飛ばして下りました。

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2009年05月10日

【番外編】ラナ、湯西川で完全復帰

水位:0.08m(一ツ石) 気温:27℃(五十里) 天気:快晴
区間:xx〜xx メンバー:ロミさん、すじぽん、花鳥、G君、後輩1号

 箒川を源流へ向けてクルマを走らせ、尾頭トンネルを越えるとそこには利根川の二次支川にあたる男鹿川の流れがありました。分水嶺を越えたことにより、水系も那珂川水系から利根川水系に移ったことになります。
 会津西街道(R121)沿いに走る汚れなき美しい流れはやがて五十里ダムに埋もれ、消えてなくなってしまいますが、ダム湖から西方に向かうともう一つの清流に出会うことができます。これが湯西川です。湯西川は男鹿川の支川にあたるわけですが、流量は本川より多いように見えます。

 平家の落人伝説が残る湯西川温泉まで遡上した後、再びダム湖の西端まで戻って道の駅湯西川で温泉に浸かる。ここから上流の湯西川温泉までの区間は、基本は湯西川に沿って蛇行する山道でしたが、突然整備された道路と新築の家屋、集合住宅までもが立ち並ぶ箇所も現れ、非常にバラツキが大きい。また、遥か高いところに新しい県道をトンネルぶちぬきで建設中であり、ひっそりと残されていた大事なものが今まさに現在進行中で崩壊しつつある、そんな印象を受けました。事の背景については不勉強のため詳しくは分かりませんが、おそらく現在建設中の湯西川ダムが関わっているものだと思われます(下記参考資料を参照)。
 入浴後、再び男鹿川に戻り、「独鈷沢ふれあい広場」でキャンプしました。

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 川太郎は生後二回目のキャンプでしたが、家とまったく同じようにすやすや眠ってくれたので不良アウトドア夫婦にとっては非常に助かりました。朝5時半に起きて、ひとしきり遊んでいましたが、7時を過ぎるとまた眠たくなってきたようです。

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 朝食を求めて再び道の駅湯西川へ。食堂狙いでしたが、あいにくオープン時間は11時らしい。しかたなく土産物屋で日光そばを買い、その場で作って食べました。このへんの行動はいかにも探検部っぽいですね。

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 本日のメンバーには、ロミさん、すじぽんさん、G君が新たに加わりました。そして嫁さんと私がチェンジ。初めての川(82本目)を目前にして私は今回回送役&子守役となるわけですが、昨日の箒川で限りなく満たされましたし、嫁さんもしばらく下ってなかったし。

 また、昨日100mだけ一緒に下ったラナが今日はフル出場、本格復帰第一戦です。偽妊娠の症状としては巣作り行為が若干残っているものの、懸案事項だった乳腺の張りが消失し、すっかり元通りになりました。卵巣、子宮がなくなり、一度は崩れたホルモンバランスが、再び均衡を取り戻したんでしょうか。体の仕組みとは本当に不思議ですね。

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2009年05月09日

19 七ツ岩ピンポイントアタック(箒川1◆81)

水位:0.27m(夕の原) 気温:23℃(五十里) 天気:快晴
区間:七ツ岩吊橋〜野立岩(約0.4km) 所要時間:約90分 メンバー:花鳥、後輩1号&川太郎(回送)


 10時ちょい過ぎに道の駅「湯の香しおばら」に到着。風を切って颯爽と駆り出たるは白馬の王子様ことNKC(長良川カヤッククラブ)関東支社長の花鳥でした。うーん、相変わらず格好ええなあ。

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 ここで簡単な朝食を済ませ、湯の香ライン(塩原街道)沿いに箒川ダムへ移動。本日のターゲットは那珂川水系箒川(ほうきがわ)、塩原温泉街を流れる塩原渓谷です。
 箒川は、白倉山(標高1,460m)を水源とし、塩原渓谷、那須野ヶ原扇状地を東南に流れ、大田原市佐良土で那珂川に合流する那珂川水系の一級河川です(幹川流路延長:47.6km, 流域面積:527.5ku)

 過去にこの川を下った偉大なる先達たちが残した資料が手元に二点ありまして、一つは七厘会さんのホームページ。そしてもう一つは雑誌“playboating@jp”(vol.05)です。前者では、二本松から今いる箒川ダムまでの区間を下っています(核心部はポーテージしてます)。核心部は二つ、七ツ岩と布滝とが存在するようです。“playboating@jp”では、エキスパートチームがこれらを逆にスポットで攻め、そして一部の方が見事に攻略しています。

 やりたいのは無論、ダウンリバーです。しかしながら、Acton氏によれば、ここの漁協はカヌーに対して良い感情を持っていないそうな。平たくいえば、カヌーを見つけると釣りの邪魔になるから下ってくれるなと直に怒ってくるらしく、最近でも知人の方がトラブルに遭われたとのこと。互いの権利を尊重しあい、共存できるのがベストですが、そう簡単にはいかないのが常であり、そんなんにエネルギーを消耗するのは極力避けたいんで、しゃあない、今回は竿が出てたら諦めますか。
 ということで、プランニングは次のように考えました。

 ☆松プラン→二本松〜箒川ダムのフルコース!
 ☆竹プラン→核心部(七ツ岩+布滝)のみピンポイントアタック
 ☆梅プラン→箒川は諦め、尾頭峠を越えて男鹿川か湯西川に移動

 箒川ダム周りを散策しましたが、上陸しづらく、また天端に設けられた道が幅狭い上に柵に覆われ、テイクアウト適地とは言い難い。王族ゆえ歩くのを極端に嫌う花鳥が反対を唱えるのは火を見るより明らかです。ここは一旦保留にして、第二核心部の布滝へ。

 岩肌に布をさらしたように見えるのが名の由来のようです。美しいS字を描いており、メインドロップは最初と最後の二段。それぞれの落差は2m,5mというところか。

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 脳内シミュレーションをかけると、最初の2mを落ちた後、カーブを曲がりきれずに左にフリップ、水面下のまま左岸に叩きつけられ、5mをまっ逆さま、滝壷でもみくちゃになり、身も心もぐちゃぐちゃにされてポコンと吐き出されるという結末しか浮かんでこない。うーん、これは残念ながらムリですな。布滝落ちはひとまず却下。
 ちなみに近くにある竜化の滝駐車場から川に下りられる箇所を発見。ここもテイクアウト候補地として登録しておくことにします。

 再び箒川沿いを遡上していく。車窓から見える限りでは、思っていたより穏やかな流れという印象でしたが、急に巨岩が乱立していかにも核心部っぽい場所が見えました。うむ、これぞもう一つの核心部、七ツ岩に違いない。七ツ岩吊橋駐車場にクルマを停め、車道沿いにスカウティング開始。

 おお…、これまたすげー…。噂に違わぬ超弩級の迫力です。

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 七ツ岩は、緑色凝灰岩からなる奇岩景勝の地で、瀬を取り巻く七つの岩には名が付けられています。右岸上流より恵比寿、親子、兜、鏡、左岸上流より大黒、蛙、屏風です。二段式で、前半はV字状のスマイリングホール。形状的には四万十川の二艘の瀬を想起させます。後半は左岸側にキーパーホール、右岸側は「鏡岩」にぶち当たり、左岸との僅かな隙間を通って左に抜けています。ちなみに右岸側「兜岩」の前はタコツボエディーになっています。



 「ホンマに行くんですか?」
 「そら、行きますよ。だって、ここも下らんかったら、わざわざ来た意味ないやん!」

 アホな理屈です。あの布滝に比べれば確かに迫力はワンランク落ちますが、かといってキャパシティの器からボロボロと溢れ出るレベルなのには変わりないんですが。しかしまあ、ポーテージは確実にできると分かっており、いざ間近で見て無理となれば担げばよいだけの話なのでさほど憂鬱にはなりません。

 七ツ岩を見た後、野立岩まで歩く。吊橋からここまでの区間、幸いなことに釣竿は一本も出てませんでしたが、ここから下流の福渡橋までの区間は、ほぼ100m強くらいの間隔で竿が出ています。川幅があるので避けやすいと思われますが、ここはActon氏の助言に素直に従い自粛することにしました。

 それでも諦めが悪く、なかなか踏ん切りがつきません。

 「一応、七ツ岩から上流も下見に行ってみいひん?」
 「え〜、もうこっからでええやないですか」

 まるで乗り気でない。嫁さん&川太郎と一緒に、駐車場に設置されている足湯に浸かってまったりモードです。
 詮なく独りでプットイン地点を求めて上流へ。結論を言えば、七ツ岩より上流は、釣竿は少ないがゼロではないし、水量も桂川程度しかなく、かなり下りにくそうということでボツにしました。ちなみに七ツ岩から下流は、直前に鹿股川が流入するおかげで下りやすそうです。

 さて、これで本日のコースは「竹プラン」で確定しました。七ツ岩吊橋でプットイン、野立岩付近でテイクアウト。布滝は当然ながらなし、です。距離は500mにも満たず、中間点からはインもアウトも見えてしまうというレベルですが、川相は早瀬ベースで時々ドロップ、そしてメインに身のすくむ4級レベルの核心部。十二分に満足できるだけの密度はありそうです。


より大きな地図で 箒川(二本松〜箒川ダム) を表示

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2009年05月05日

【番外編】ラナ、抜糸する(子宮蓄膿症手術後)

 子宮蓄膿症の手術から七日が経過しました。初日こそ吐いたりぐったりしていましたが、日を追うごとに元気を取り戻し、もはや絶好調といっても過言ではないレベルまで回復しました。
 唯一の気がかりは「偽妊娠」症状。具体的には、乳腺が張って乳汁が出ること、そして巣作り行動をすることがあります。前者はお腹が熱っぽくなり、また乳腺炎や乳腺腫瘍を惹起しやすいことからちょっと心配。後者はガリガリと床を掻いて寝床を整えるような仕草のことですが、行為自体に問題はありません。

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★作成中…
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2009年05月04日

18 漕ぎ合わせトレーニング(多摩川6)

水位:-2.56m(調布橋) 気温:22℃(青梅) 天気:晴れ
区間:御嶽苑地(放水口)〜二俣尾 メンバー:すじぽん、G君、後輩1号&川太郎&ラナ(回送)


 5月末に行われるリバベンに向けて、新チームメイトと漕ぎ合わせを行ってきました。
 これまで、リバベンをはじめダッキーのレースには、主として長良川カヤッククラブの会長を相方に参戦してきました。その歴史は2004年以降に始まり、05年の北山川ラフティング大会で悲願の優勝を果たして以来、天竜川WWF,長良川WWF,そして去年はリバベンでも優勝という目標を達成することができました。
 二人乗り(タンデム)の面白さとは、「チームワークによって1たす1が3にも4にもなる」という点だと思っています。その点、会長とのコンビでは、後ろから指示しなくても(もしくは指示が間に合わない場合でも)、絶妙のタイミングで一番欲しいところにパドルを入れてくれるという息の合い方で、「言葉なしでも同じ動きができる」楽しさを教えてもらいました。

 しかしながら、今年は味方としてではなく、敵として戦おうということになりました。昨日の「友」は今日の「敵」です。頼れる相棒だった人間が、今度は最大のライバルとして目の前に現れる…。まるで少年誌のような展開です(笑)。
 会長は、四年に一度だけ結成されるといわれていたあの伝説のチーム「沈虎」を再結成。相方はあの神様花鳥様です。

 そして私が選んだ相方は、G君でした。

 「沈虎」のポリシーは、「一切練習をしない」です。しかしうちのほうはタンデムで漕いだことすらなく、G君の能力も未知数なので、さすがに不安になり、一度御嶽で漕ぎ合わせをすることにしました。

 時はGW真っ最中。高速道路の大渋滞のニュースが連日聞こえてきますので、高速を使わず下道ルートで。渋滞を見越して早めに出ましたが、ウソみたいに空いていて、現地までの所要時間は100分といつもと変わらない時間でした。

 G君を待ちながら、のんびりと準備。ラナ、行く気満々でフネに乗っかってますが、抜糸が済んでいないので今日はお留守番役です。
 あっ、ちなみに本日一緒に漕ぐぽんさんから、快復祝いということでビーフジャーキーをいただきました。ありがとうございました。またG君からは千葉の実家で作った無農薬野菜一式をいただきました。これはラナは食べられないので、ウチに帰ってからいただきます。

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ニックネーム ラナ父 at 09:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 関東>多摩川(丹波川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

【番外編】生田緑地ウォーキング(川太郎、9ヶ月)

 子宮蓄膿症の手術から早いもので五日が過ぎ、ラナはすっかり食欲と元気を取り戻したように見えます。要求運動量ももはや病気前と変わらないので、今日は長めの散歩ということで、近所の生田緑地に行ってきました。

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ニックネーム ラナ父 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月01日

【番外編】放物線(通院一旦終了)

 手術後三日目。
 x軸を時間、y軸を体力としてグラフ化すると、二次関数の放物線を描くのではないかと思うほどに、加速度的に回復が進んでいます。退院初日などは、ぐったりしてずっと横になったままで、このまま目を覚まさなかったら…、なんて思ったりしたのが嘘みたいです。

 今朝の散歩では手術後初めてのうんちをし、さらについにごはんを完食したようです(通常食のみ)。その後病院に行って点滴しましたが、「嘔吐もないし、ごはんを食べるようになったので、点滴は今日で終わりね」ということで、通院生活はあっけなく終わってしまいました。
 その後嫁が買い物から帰ってきたときなどは、部屋の奥から走って出迎えに来て、興奮してグルグル回ってたそうです。むちゃくちゃ元気やん。院長先生からは、「病気する前より若返ったように元気になるよ」と言われたそうで、今から楽しみです。

 会社から帰宅したとき、晩ごはんにはまだ手をつけていませんでしたが、ささみを1枚混ぜてやると俄然食べだしまして、結局これも完食してしまいました。

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 今日も嘔吐はなし。水はボウル3杯でまだ少し多いかなという感じ。トイレは朝、夕、夜の3回でした。夜は私が連れて行きましたが、階段の昇り降りも普通にするし、リードを引っ張る力も病気前と変わらないくらい力強い。この調子だと、復帰戦は意外と早くなりそうです。
 このまま何も異常が起こらなければ、次回は5/5か6に行くのですが、このとき抜糸を行う予定。

ニックネーム ラナ父 at 23:02| Comment(6) | TrackBack(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする