2009年04月30日

【番外編】ともしび(手術後二日目)

 ぐったりと横に寝転がっている姿を見て、息をしていないんじゃあなかろうかと気になって何度も確かめたりしていましたが、ベッドで寝る間際になって、ほんの一口か二口程度、ごはんを食べるポリポリという音が台所から聞こえてきました。あっ、食欲出てきたのかな…と思いながら眠りに落ちる。

 二日目の朝。ちゃんと息してます。
 昨日と同じ、9時半に嫁に病院へ連れて行ってもらいました。
 ここの先生は、ラナに会うと、こんにちはと挨拶して、手を握って握手します。その後なでなでして診察台に乗せ、診療を開始します。ラナは先生が好きなのか、尻尾振ってます。
 昨日二回吐いたということを報告すると、嘔吐止めと抗生剤の入った点滴をしてこの日は終わりとなりました。

 仕事を終えて帰宅すると、昨日より元気を取り戻したように見えました。目の輝きが違う。一度は小さくなったともしびが、再び勢いを得て輝きを増したようでした。このまま以前のように、暑苦しいくらいに燃えさかってほしいものです。

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 食欲は少しずつ出てきたようで、何度かボウルを覗き込んでは少しずつ食べています。ただ、療法食(p/hコントロール)には相変わらず口をつけず、もっぱら通常食(サイエンスダイエット)のみ。膀胱炎以来禁じられていた鳥のささみを試しにあげてみたら、がっついて食べてました。もっとちょうだいと台所にねだりに来るほど。

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 嘔吐はなし。相変わらず多飲なので(ボウル4杯くらい)、トイレは4回、外でしました。

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2009年04月29日

【番外編】おかえり(ラナ退院)

 昨晩手術してもらった動物病院は9時半から開院でしたので、時間ちょうどに行ってきました。
 待合で待っていると、まもなく院長先生に連れられて、奥から歩いて出てきました。若干よたよたでしたが、ちゃんと歩いている姿にじんと来ました。抗生剤を注射し、点滴をうって退院。たった半日でしたが、すごく長い時間のように感じました。今回の件で、体重は24.3kgまで落ちていました。先月まで27kgあったんですけどね。

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 昨日検査だけしてもらった病院では、5日間入院が必要で、最低でも3日は必要というお話でした。しかしながら、手術してもらった病院では、ラナのような軽症であれば、適切な処置を行い、出血を少量に抑えれば翌日退院で充分だというお話でした。そのほうが飼い主に余計な費用の負担をかけることがないし、そしてもう一つ、檻の中に隔離されているより、飼い主と一緒にいるほうが回復が早いと経験上思っているというのも理由の一つだそうです。

 腹部の毛は剃られ、子犬の頃のようになってしまいました。傷跡が生々しい。もともと絆創膏を貼っていましたが、職人技で速攻ではずしてしまいました。滅菌ガーゼとテーピングで自作したものを貼り付けましたが、これもちょっと目を離した隙にはがされてしまい、諦めました。

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ニックネーム ラナ父 at 23:36| Comment(9) | TrackBack(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

【番外編】ラナ、緊急手術(子宮蓄膿症)

 様子がおかしいのに気付いたのは昨日でした。陰部が腫れ、やたら気になるようでしきりに舐めています。嫁に聞いたところでは、散歩中でも立ち止まって舐めていたほどだったようです。
 暑くもないのに息苦しいようで舌を出してハアハアとしてます。やたら水を飲み、水飲み用のボウルがすぐに空っぽになる。そういえば、水をやたら飲むようになったのは那珂川から帰ってきた一昨日の晩からでした。おしっこをしたがるそぶりは見せませんが、これだけ飲んだらヤバいやろと、夜中に二度、外に連れて行きました。

 最初に疑ったのは、3月中旬に罹った膀胱炎の再発でした。療法食(pHコントロール)に切り替えてからしばらくして、また全然食べなくなり、結局根負けして通常食(サイエンスダイエット)とブレンドで与えるようにしていたので、それがあかんかったのかと。しかし、陰部から出血があることが前回と違う。量が僅かで、すぐ舐め取るので分かりにくいのですが、床にこぼれた血痕で気が付きました。

 前に飼っていたわんこ(シーズー)は、尿結石で死んでしまったのですが、よく出血してました。ひょっとして、結石ができてるんやろかと思い、いずれにせよ病院に連れて行ったほうがいいだろうということで、本日の午前中、嫁に近所のかかりつけの動物病院に行ってきてもらいました。

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ニックネーム ラナ父 at 23:55| Comment(12) | TrackBack(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月26日

17 巡礼ハイランド(那珂川1◆80)

水位:1.24m(黒羽) 気温:14℃(黒磯) 天気:快晴!
区間:那珂川橋(油井)〜那珂川疎水公園(x.xkm) 所要時間:約2時間
メンバー:Actonさん、元やん、takeさん、花鳥、後輩1号&川太郎(回送)


 ついに訪れることができました。パドラーが聖地、「関東随一の清流」那珂川。
 那珂川は、那須岳(標高:1,917m)を水源とし、那須野ヶ原を南東から南に流れ、余笹川、箒川、武茂川、荒川等を合わせて八溝山地を東流した後、平地部で南東に流れを変え、太平洋に注ぐ、幹川流路延長150km、流域面積3,270 kuの一級河川です。

 カヌーを始めた頃は、「日本最後の清流」四万十川と並ぶ憧れの地でした。しかし、四万十巡礼が早々に実現したのに対し、那珂川にはとんと縁がなく、結局13年の月日が過ぎ、順番としては80本目となってしまいました。しかも訪れた場所は『55マップ』にある烏山〜御前山のようなオーソドックスな巡礼コースとは異なる、那須高原コース。超マニアックです。


より大きな地図で 那珂川(油井〜疎水公園) を表示

 目の前には、当初の憧れだった那珂川のイメージとはかけ離れた急流が轟音を立て、渦巻いています。

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 このマニアックセクション、実は最初に着目したのはActon氏でした。はじめに話が出たのは2月。氏の仕入れられた情報によれば、黒羽観測所水位で100cmが最低ラインとのことでした。ただ、当時の水位は80〜90cmの間を推移し、また3月は解禁月なので遠慮しておりました。
 ちなみにこのセクション、情報がまったく存在しないわけではなく、古いものでは「七厘会」さんのページに簡潔ながら記録が残っています。また、YouTubeにも瀬を下るムービーが散見されます。少ない資料から川相を夢想しつつ、雌伏の時を過ごしていましたが、待ちわびていた時がいよいよやってきました。金曜日時点で90cm台前半をキープしていた水位が、昨日のダメ出しの雨(黒羽の累加雨量:34mm)で急上昇。水位は再び100cmの大台に乗り、最大で127cmまで上昇しました。基準100cmで120cmオーバーはちょっと増えすぎちゃうかと、逆に心配になってきましたが、Acton氏の最新情報によれば110cmはないと逆にしんどいらしい。

 そして夜が明ける。川崎の朝は清々しい青空が広がっていましたが、東北道を北上するにつれ、雲行きが怪しくなり、栃木県内に至りついに雨が降り出しました。宇都宮市以北に至っては、単純に雨というには生ぬるい、篠つくような雨でした。
 疎水公園にて落ち合った当初、みなさん天気に比例して浮かない顔でした。雨は小降りになっていたものの、何といっても寒い。そういや、東北道の電光掲示板には8℃って出てました。さすが高原ですわ。
 しかし、俄かに奇跡が起こる。西の空に青空が現れたと思ったら、みるみるうちに雨雲の占める割合が小さくなり、間もなく待ち望んでいた太陽が顔を覗かせました。まさに天佑。神のご加護を感じないではいられませんでした。

 プットイン地点に到着した当初、川は暗く、冷たく重い印象で、メンバーには悲壮感すら漂っていました。去年下った日原川の思い出が脳裏をよぎる。しかし回送から戻ってみると、これが同じ川かと目を疑うほどに雰囲気が変わっていました。コバルトブルーの水面は陽光を浴びて煌めき、波の白と空の青と、そして山の緑が一際鮮やかに浮かび上がっています。

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 天気や気温が精神面(気分やモチベーション)に与える影響には計り知れないものがあり、不思議なもので、途端に気分まで晴れやかになります。最も分かりやすかったのはActon氏。川を前にはしゃぐ姿を見ると子供となんら変わりありません。この御大、平日社会におけるヒエラルキーのかなり上位に位置するはずですが…。
 何はともあれ皆さんのご機嫌が麗しゅうなったところでいよいよスタート。

 最初から大きめの瀬が待ち構えています。さしものリンクスでも、スピードと角度を誤るとひっくり返されそうなくらいのパワーがあります。スタートから断続的に続く瀬は、川筋が右手にカーブするところでいったんフィニッシュ。最後を締めくくるのは巨大なストッパーウェーブでした。

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 ここを過ぎると穏やかな流れが待っています。ここで花鳥が念のためリバーサインの確認と、航下順を確定しておきましょうと提案。えらいですね。さすが神様です。
 しばらく漕ぐと、川筋が二手に分かれていました。より流量の多い左岸側ルートを選択。分岐点あたりから再び瀬が始まる。振り返ると、はるか先に残雪抱く那須岳が見えます。両岸に並ぶ木立には針葉樹が混じっています。おそらく亜高山帯のためでしょう。信州の高瀬川に何となく感じが似ています。

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 分岐が終わり、川の流れが再び出合う箇所に大きめのポアオーバー発見。しかしフネから瀬の終わりが充分見えるので、バンクスカウティングなしでそのまま突入。

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 白色に輝く飛沫が顔に被さって、冷たいけど超気持ちいい。



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2009年04月19日

16 鬼怒川サイドストーリー(鬼怒川2)

水位:3.12→3.05m(佐貫(上)) 気温:21℃(塩谷) 天気:晴れのち曇り
区間:中岩堰堤〜観音橋(x.xkm)所要時間:約4時間
メンバー:ロミさん、花鳥、G君、後輩1号&川太郎(回送)


 龍王峡へ「ドラゴンクエストII」といきたかったところでしたが、花鳥の強い要望により、中岩堰堤下流からのスタートとなりました。今日は外伝みたいなもんかな。とはいえ、『全国リバーツーリング55マップ』ではこの中岩からのコースが掲載されていることからも、一般的にはこっちのほうがオーソドックスなコースのようです。


より大きな地図で 鬼怒川(龍王峡〜観音橋) を表示

 中岩の堰から大渡橋の放水口までの区間は水量が不安定で、この区間のハイライト、篭岩の瀬が下れないこともあるらしい。ただ、本日の水位観測所の数値は、佐貫(上)で3.12m.以前花鳥たちが下った2.6mに比べれば大分多い。『55マップ』には「スタート上流の中岩堰にまったく水がかぶっていない場合は、Start_2(篭岩観光ヤナ手前:引用者注)から出艇したほうが無難」という記載がありますが、見た感じ、ほどほどに溢れています。

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 今週前半は故あって宮崎に帰っていたのですが、初フライトを経験したせいか、ラナは食欲が落ちてしまい、今ひとつ元気がありませんでした。またも肉球をケガして血を流すし。しかしながら今日は見違えるように元気。川太郎が座るフネに勢いよく飛び乗って泣かしてます。

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 さて、気になる流量ですが、結論をいえば何とか下れるだけありました。今日の道谷原発電所放水量が最大の11tだったとすれば、佐貫上観測所で3m以上あれば、中岩堰堤下から下ることが可能といえそうです。
 川相はオープンで、長い瀞場の合間に瀬が現れるタイプでした。時折岩盤が露出しており、水上の竜ヶ瀬のような岩畳状の瀬が現れます。

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ニックネーム ラナ父 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東>鬼怒川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

15 長瀞リバーランニング(荒川1)

水位:1.28m(親鼻) 流量:9t?(玉淀ダム流入量) 気温:17℃(寄居) 天気:晴れ
区間:親鼻橋〜高砂橋 メンバー:花鳥、後輩1号&川太郎(回送)


 銀マットなしにフライなしテントではまだちょっと寒くて、夜半に何度か目が覚めてしまいましたが、今年初めてのキャンプはつつがなく終えることができました。心配の種だった川太郎は、後部座席とラゲージをフラットにした状態で嫁と車内泊でしたが、寒さ対策に万全を期したおかげで安眠できたようです。

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 さて、長瀞二日目は、役割交代して私がダウンリバーです。出発はキャンプ地点の親鼻橋河原から。
 長瀞は今日も流量が少ない上に水質も良くない。清冽な青という従来のイメージとはうって変わり、緑がかって表面にはところどころ泡立っています。どぶ臭くはないのが救いですが、これでは最悪時のナラヨシ並です。一緒に下る花鳥にそう言うと、曰く、保津川並と。厳しい評価でした。
 長くカヌーをやっていると、だんだん贅沢になってきまして、こういうコンディションではただ漫然と川を下るだけでは充分に満たされません。よって自ずとスポットの比重を高めることになります。初めは何となくごまかしてるようで気乗りしませんが、しばらくすると夢中になり、あまり気にならなくなってきますね。
 改造リンクスTで瀬遊びするのはまだ二回目。じっくり時間をかけて遊ぶのは実質初めてです。

 まずは鉄橋下で肩慣らしにスピン。

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 直下のスピンホール?では乗るのがやっと。

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 高砂橋直下の「井戸ホール」(花鳥命名)では、前からやりたかったエンダーにチャレンジしてみました。

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 締めは洗濯機の瀬。ホールがでかいので二艇同時に戯れます。

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 ここでもエンダー。

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 重心の移し方が今までの脳内地図にない位置で、すごく新鮮な気分でした。ポリ艇カヤックには及びもつかないでしょうが、平面の世界から飛び出して立体の世界へ一歩足を踏み入れた、そんな感触がありました。次はエンダー状態から横回転(ピロエット)の動きに挑んでみたいなあと思います。

ニックネーム ラナ父 at 21:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 関東>荒川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

14 鬼怒川ドラゴンクエスト(鬼怒川1◆79)

水位:0.27m() 気温:14℃(今市) 天気:晴れ
区間:白岩半島〜龍王峡駅(2.5km)※青竜峡(約0.6km)はスキップ 所要時間:3時間
メンバー:花鳥、G君、後輩1号&川太郎(回送)


 春の訪れと共に名古屋への出稼ぎから帰ってきた花鳥をパーティーに加えたラナ父一行は、三頭のドラゴンが棲むという日光は鬼怒川龍王峡へ竜退治の旅に出かけました。


大きな地図で見る

 鬼怒川は、栃木県と群馬県境の鬼怒沼山(標高2,040m)に源を発し、川治にて男鹿川を、今市にて大谷川などを合わせ、茨城県守谷市にて利根川に注ぐ利根川水系の一級河川です(幹川流路延長は177km,流域面積は1,760ku)。

 まずはお城で装備を整えます。
 あっ、こんなところに宝箱が!
 G君は宝箱を開けた!
 なんと、小さなメダルを見つけた!

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 しかし、役には立たなさそうだ。

 続いて城下町に住む古老にこの町に伝わる伝説を聞く。
 お城に代々伝わるという『川地図101』という古文書によれば、次のような記載があるという。
 「…龍王峡駅より上流は大小のダム連続区間。下るとすれば川治温泉駅と龍王峡駅の中間にある発電取水堰(引用者注:川治第二発電所)下からだが、川幅狭く、大小の落ち込みが連続。極めつけは落差3mの滝。あえて決行するなら、この滝より下流の吊り橋(引用者注:むささび橋)下の右岸から。600m下流の吊り橋(引用者注:虹見橋)まで3〜4級の瀬が4個ほど出現。」

 我々は伝説の教えに従い、白岩半島の堰堤下から攻め入ることにしました。さあ、いよいよ冒険の始まりであります!(ドラクエ オープニングのテーマ曲)

 初めはセオリー通り、ザコ敵ばかり。パドルを振るい、右に左になぎ倒していきます。経験値稼ぎにちょうどいい。しかし半島を回り終えた頃、強敵が現れました。中ボスですね。なかなか動きが俊敏で、素早さの低いダッキーにとって相性の良くない相手です。しかしイベントの流れ上、最初から逃げるわけにもいかないので、とりあえず戦闘開始(戦闘のテーマ曲)。

 ラナは身を守っている。
 ラナ父の攻撃!
 ミス!パドルは岩に弾かれてしまった!
 中ボスの攻撃!
 痛恨の一撃!
 ラナ父は50のダメージ!
 ラナは20のダメージ!
 
 ラナ父は、沈してしまった!

 私はいきなりやられてまいましたが、他の二人がやっつけてくれました。頼もしい仲間たちです。



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ニックネーム ラナ父 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 関東>鬼怒川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする