2009年03月29日

★13 河津七滝フリーフォール(河津川1◆78)

水位:-0.15m(峰大橋) 気温:10℃(稲取) 天気:晴れ
区間:蛇滝上〜蛇滝下(0.1km) メンバー:後輩1号&川太郎(撮影)

 下田は清流荘の位置を地図で確かめると、河津川がお隣の河津町を流れています。
 河津川は、天城連山(最大1,406m)を水源とし、荻ノ入川を出合滝で合わせるなどして、静岡県賀茂郡河津町を南流し、相模灘に注ぐ二級河川です(幹川流路延長は9.5km,流域面積は79.9ku)。

 河津川といえば、河津七滝が観光名所として有名ですが、雑誌“playboating@jp”vol.5(03年10月)に巻頭記事で紹介されており、一部のパドラーにとってはクリーキングのフィールドとしてその存在を知られています。いつの日か下れるようになりたい…、と思っていた渓流。そんな憧れの川が、偶然予約できた宿のすぐ近くにある。何とも不思議な縁です。これぞ神のお導きに違いない。

 ところで、河津七滝は上流から順に次のような構成になっています。
 ※滝名(高さ/幅/長さ)
 釜滝(22m/2m)
 かに滝(2m/1m/15m)
 蛇滝(3m/2m/25m)
 初景滝(10m/7m)
 えび滝(5m/3m)
 出合滝(2m/2m)
 大滝(30m/7m)

 “playboating@jp”の記事では、釜滝下〜出合滝手前までを下降しています。その他、ネットで調べると、明治大学カヌー部さんが落差10mの初景滝を落ちた映像などが見つかりました。ここからは、滝落ちのプレイスポットとして楽しんでいる印象を受けます。クリーキングは難しくとも、こういうスポット限定での遊び方なら比較的実現は容易やなと。
 考えた結果、基本は蛇滝でスポット。できれば初景滝もチャレンジ。さらにできれば蛇滝〜初景滝まで通しで下りたい。かような計画を立てました。しかし初景滝なんかは高所恐怖症の私にとって明らかにキャパオーバー。かつてない機会に胸がときめく反面、極度の緊張と重圧で胸が押しつぶされそうになる平日を過ごしたのでした。

 さていよいよ今日を迎えました。
 下田から河津町に入り、R414を河津川沿いに北上していく。もちろん川相を確かめながら。10kmに満たない小河川ですが、天城連山南陵の水を集め、この規模にしては豊富な水量を有しています。下流域は浅く広がり、緩やかに流れ、何とか航下は可能と思われますが、両岸がコンクリで固められており、今ひとつ味気ない感じ。そのうち道路との高低差が広がり、川は見えなくなります。
 河津町営無料駐車場に到着したのは10時半。MAX80台という駐車場の埋まり具合は8割程度。観光バスが2台、停車しています。この先は車両進入禁止なので徒歩となります。まずは下見がてら観光しましょうとラナも連れてぶらぶら散策しました。駐車場のすぐ下にある遊歩道へ入ると、出合滝(であいだる:6番目)があります。



 落差は2mと書いてあります。七滝のうちでは最小の部類ですが、松坂の高速スライダーのような形状が与えるインパクトは巨大でした。一生、下れる気がしません。ちなみに遊歩道の終点では七滝のラスト、大滝の口が見えます。
 再び車道に戻り歩いていくと、かに滝(5番目)に下りる遊歩道の道標がありましたが、パスして初景滝(4番目)を目指すことに。駐車場から10分ほど歩いたところで、ようやく見えてきました。



 今回のプレッシャーの元凶となる滝です。うーん、実物見たら覚悟決まるかもと思いましたが、やっぱり怖いものは怖い。できると頭では分かっていても、どうしても萎縮してしまう…。あまりの緊張に胃が縮み、吐き気すら催してきました。思い切ってやるか、潔く止めとくか、まだ決められない。周りの観光客は、滝に見惚れる人あり、踊り子のブロンズ像と記念撮影する人あり、一様に楽しんでいて、私と同じ顔をした人は見あたりません。
 なお、幅広の舗装路はここで終わり。ここからは登山道となります。とはいえ、道幅も広く、手すりもあり、かなり整備されているので非常に歩きやすい。初景滝を巻き、さらに5分ほど歩くと目的地の蛇滝が見えてきました。

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 高さ3mとあります。
 嘘やろ、と思いました。どう見ても5mくらいあるように見えます。しかしまあ、危険な障害物のない直瀑で、滝壷で巻かれたり、滝の裏に連れ込まれたりすることのなさそうな、非常にシンプルで美しい形状をしています。これなら滝落ち初心者の私でも何とかなりそうと感じました。
 さらに遡上して残りのえび滝、釜滝も見てみたかったんですが、残り時間が気になるので、後ろ髪引かれる思いで引き返すことにしました。
 駐車場に戻り、今度は着替えてから蛇滝まで向かう。ドライスーツ姿にダッキーを丸めたまま背負い、バリバリの観光地を歩いていきます。ほとんど罰ゲームです。周囲の好奇の視線は覚悟していましたが、意外にも無関心です。てゆうか、誰も目を合わせようとしない(笑)。

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 再び蛇滝に到るや、今度は滝の上からじっくり下見します。滝に至るまでに落ち込みが二段。二段目が若干優しくなく、中央が浅くてスタックの可能性があり、左岸側から回り込む必要があります。例えるなら、プールの滑り台がカーブするとき、遠心力でアウトサイドに振られ傾きながら流される、そんなイメージです。あとは躊躇わずに勢いよく飛ぶ。これはもう、技術より度胸の問題、だと思っていました。

 滝崖は、六角形が規則正しく並ぶ柱状節理からなっており、本当に蛇の鱗のように見えるから興味深い。渓流はあたかも大蛇の胎内の脈動のようであり、そして瀑は斬られた首から迸る血飛沫のよう。大蛇伝説そのままの舞台に自ずと気持ちは高揚します。
 いよいよスタート。エディーでサイストラップを固く締め直し、深呼吸して一気に走る!

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 最も意識を集中していたのは二段目の斜めスライダー。ここを乗り切ると、あとは加速をつけてブーフを…とイメージしていましたが、二段目でとんでもなく加速がついており、ほとんどオートマティックに「飛んで」いました。そう、「落ちた」というよりは「飛んだ(飛ばされた)」という感触でした。生まれて初めて味わう感触です。

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 気が付けばもう着水。反射的に後方にのけぞっていたためか(水面に対しては垂直方向)、着水時に跳ねてややウイリーしましたが成功です。
 結局、七滝の名にちなんで合計七本、滝落ちを敢行しました。



 映像などで見る限りでは、

@パドルはロールのセットポジションのように横に持ち(ボートに平行)、
Aボートの着水面はバウ先、つまり水面に対して垂直になるようにして、
B前傾姿勢を取り、

落下しているケースが多いように見受けられます。そこで二本目は、着水時の姿勢を意識して落ちるようにしました。

 異変が起こったのはこの時です。

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ニックネーム ラナ父 at 22:16| Comment(12) | TrackBack(0) | 東海>河津川(河津七滝) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月28日

★【番外編】再び帰省

 金曜日の業務終了後、そのままスーツ姿で新幹線に乗って大阪に帰りました。帰省はこれで二週連続です。今回の目的は父の法要。
 土曜日早朝になり、嫁と義父母、川太郎がやってきました。実家に泊まりに来てた姪っ子たちと初のご対面です。川太郎はまだ8ヶ月にもならないというのに、頭のサイズが3歳の姪と同じくらいでした(笑)。

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 法要を済ませると、置いてきたクルマで関東方面に向かい出発。
 途中、伊豆は下田の「清流荘」に泊まってきました。うちの会社の福利厚生のポイントが余っていたので、静岡あたりで一泊できるとこないかなと宿探ししてたら、空きのあった県内唯一の旅館がここだったわけです。今回の不思議な縁が吉と出るか凶と出るか、まったく想像ができません。とはいえ年度が変わるとポイントが消失してしまうので、選択の余地はなかったんですが…。

 懸念していた高速道路1,000円渋滞はなく、順調に流れて沼津ICで下りる。枚方からここまで走ってなんと1,900円でした。もろ恩恵に浴しております。しかし下道で渋滞にハマり、結局清流荘に着いたのは17時。7時間もかかってしまいました。
 到着後、すぐに川太郎に離乳食をあげて、続いて温泉に入れてやります。

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 かつて経験したことのない贅沢な時間でした。

 部屋に置いてあった「貸切プラン」の交通手段を覘いてみると…。

 ・ヘリコプター(成田〜清流荘ヘリポート)\243,000-
 ・リムジン ロールスロイス・リムジン \152,000-
 ・クルーザー(横浜ベイサイドマリーナ〜下田港)\320,000-
 ・東海汽船ジェットホイール(東京〜下田港)\2,500,000-

 ヘリポートまであんのかいな。ありえんわー。なんか、めっちゃ場違いなとこに来てしまった感があります。

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ニックネーム ラナ父 at 05:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

12 うっかりマックス(由良川1)

水位:0.88m(綾部) 和知ダム放水量30t 気温:17℃(福知山) 天気:快晴
区間:下替地(立岩上)〜笠原神社 メンバー:tomoさん、ABmax、YUKARIN、後輩1号&川太郎(回送)


 嫁は計画についてかなり口うるさい、否、きちんとしているほうです。私はといえば結構ムラっ気がありまして、初めての川を下る時以外はあまり細かいことまで考えず、その場その場で対応する場合が多い。例えば今回の帰省において、日曜日に結婚式出席後、妻子犬を置いて独り新幹線で帰るという予定だったんですが、切符の予約はさも当然というように促されます。私などは、頭の片隅では必要性を認識していながらも面倒くさくて駅に着いてから探すほうですね。そして全席満席なので自由席で立ちっぱで帰ってそうです。

 また、計画管理の範囲は他者にも及びます。在阪中に、久しぶりにアズマックスとともさんと一緒に漕げることになったんですが、マックスが彼女を連れてくるのを聞くに及び、自分たちが今回予備で持参してるのはウェアだけやから先に連絡しときと。子供やないんやから、もし足りひんのあったら向こうから聞いてくるやろと私などは思うんですが。まあ、おせっかい、否、他人まで気配りができるということなんですね。
 しかしここまでしても予想を上回り、期待を裏切らないのがアズマックスという男です。

 「あっ!」

 お前、ここまでオーソライズしてんのに何か忘れたんか…?

 「ヘルメット忘れました…」

 あ、そう…。
 彼女に自分のメットを被せ、自身はなんか、ダイバーみたいな帽子を被ってます。

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 「マックス、フネ忘れたんか〜? 忘れる思って一応持ってきといたで」
 tomoさん、ダッキー持ってきてるやないですか。わざわざマックスのために…。そういや何だかんだでこの人も非常に気配りできる人でした。

 「ダッキーは持ってきてます…。あっ!」

 また、どないした?

 「ライジャケ忘れました…」

 結局、事前にメールした意味なかったやん…。てゆうか、普通メットない時点で同時に気付くやろ。結局、ライジャケはうちの嫁のを使ってもらうことにして出発です。

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 先週下った桂川とは異なり、バンブーに囲まれているのでこの時期でも緑が濃いのがこの川の特徴です。そして、地味にハイウォーターでした。ひそかに上林川、土師川、高屋川(R27沿い)などの支流を狙っていたんですが、金曜日の雨はハズレで降雨量はゼロ。よって支流もカラカラで諦めざるを得なかったんですが、なぜだか本流だけは潤っており、ラッキーでした。立岩の瀬も豪快に渦巻いています。



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ニックネーム ラナ父 at 00:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 近畿>由良川(美山川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

【番外編】リンクスIのレトロフィット

 リンクスIのフロア改造、いよいよ最終段階です。手間がかかるので随分後回しになってしまいましたが、ようやく着手しました。

【準備物】
 左利き用はさみ、A4用紙、油性ペン、バルブレンチ

 修理から帰ってきたリンクスIIのバルブが依然未装着で穴が開いたままだったので、ここから型取りしました。紙を穴にあてがい、油性ペンで円をなぞって写し取るわけです。その後ハサミで切り抜いてやります。
 次にリンクスIのアウターチューブに先ほど切り抜いた円を貼り付け、油性ペンでなぞり、今度はフネに印をつけてやります。

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 印に沿って、ハサミを使って切り抜いてやります。生地が二重なので切りにくいことこの上ないですが、後戻りがきかないので慎重に事を進めていきました。若干いびつになりましたが、何とか円状の形には見えます。

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 最後に、切り抜いたアウターの穴にバルブを通し、バルブレンチを使って時計回りに締め付けます。締めが緩いとエア漏れを起こすので、エアフロア内のメスの部分を右手で握って固定しながら、きっちり締め付けてやります。

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 締まり具合を確認し、ジッパーを閉じれば作業完了。念のためポンプアップして漏れがないかチェックしようかなと思いましたが、日が暮れて辺りが暗くなってきたので今日のところは止めにしました。よって来週はテストなしのぶっつけ本番です。


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2009年03月15日

★【番外編】もう一度桂川(回送)

 昨日、長良川並のホワイトウォーターに魅了された私は、ぜひとも妻にも体験してもらいたいと願い、一緒に下ったメンバーも午前中なら大丈夫ということで、翌日朝8時集合という約束を交わして各々家路につきました。
 そして今日。見渡す限り青空が広がり、富士の白い頂が一際鮮やかに浮かび上がっています。そしてまだ8時というのに暖かい。絶好のカヌー日和と呼ぶにふさわしい朝です。実は昨夜のうちに水は引き、増えたのと同じペースで一気に平水位(1.33m)まで転落してしまい、当初の思惑は大いに狂ってしまったんですが、これだけの好日であれば十二分に楽しめることでしょう。
 したがって予定どおり、今日は嫁さんが桂川デビュー戦を飾ることになりました。そして私が息子の子守&回送役となります。

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2009年03月14日

11 逆転ホワイトウォーター(桂川2)

水位:1.57m→1.76m(大月) 気温:11℃(大月) 天気:曇り後晴れ
区間:曙橋〜桂川清流センター メンバー:takeさん、サチさん、ぽんさん、G君、後輩1号&川太郎(回送)


 折りたたみ傘を通勤鞄に忍ばせると、遠足前日の子供のような少し浮わついた気持ちで会社に向かう。いつもなら憂鬱なだけの雨天も金曜日ならむしろ歓迎です。しかし、立ち並ぶ高層ビルとその間を走る高速道路の合間から見える曇り空は、意に反してまったく降りそうな気配を見せない。ようやく雨粒を落とし始めたのは、日も暮れて帰宅する途中のことでした。
 そして今朝、各地の水位計を確かめ、思わず肩を落としました。
 関西、中部、東海方面は水位急増でよりどりみどり状態なのに対し、多摩川水系、相模川水系は数cmの微増に留まっています。とはいえ他に行くあてがあるわけでもなく、桂川で漕ぐというtakeさんたちに混ぜてもらうことにいたしました。

 異変に気付いたのは、現地到着後。流れる水の量が、明らかに今朝見た水位より多い。再度水位計を確かめると、20cmほど急増していました。ここらへんは朝から全然降ってない(御嶽も増えていない)んですが、富士山麓(富士吉田)で降っているのかもしれません。ボートのセットアップ中にもさらに濁りが入り始め、川の色は黒っぽくなってきました。まだまだ増水中であるようです。土壇場で、きましたね。当たりくじを引いた気分です。

 水位は下っているうちにも増え、過去最高の184cmにぐんぐん近付いています。いつもはチョロチョロの桂川も、この日は長良川ばりのパワーウォーター。



 自ずと気分は高揚してきます。

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ニックネーム ラナ父 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月13日

【番外編】ラナ、またまた膀胱炎

 2月下旬に生理が始まり、合わせて頻尿となりました。おしっこが出ないのに、散歩中何度もおしっこの姿勢を取るというあれです。とはいえ日に二回の散歩時だけでのことだし、この時期にはよくある症状なので様子見していました。
 生理が終わり、尿の回数も元に戻ったかなという時、それは起こりました。俄かにおしっこが我慢できなくなり、明け方にリビングにおもらししてしまったのです。朝夕に嫁が散歩に連れて行った後に、私の帰宅時(22時頃)、そして未明の3時にも連れて行ったにもかかわらず。これはかなりの異常事態です。引っ越してこのかた、部屋の中でそそうしたのは一度きりだけでしたから(それも理由はあてつけで)。
 さらには夜中に二度、嘔吐していました。これには心当たりがあり、嫁が夕方あげた鶏のささみ(人食用)にあたった可能性が高い。下痢はなかったんですが、おもらしもそいつが原因で、食あたりが治れば自然快方に向かうだろうと読んでいましたが、この日も続きました。しかも嫁の目の前でしたそうな。
 しかし、その翌日から一転何事もなくなり、すべてが元通りになったかのように見えましたが、おしっこがいつもと違い、ものすごい臭う。また、ふだん土や砂の上でしかしないので確かめる機会に恵まれませんでしたが、たまたま草の葉の上に僅かに残った雫を見ると、ほんのりと赤い。これは去年かかったあれと同じではないかと思い至り、放置せず念のため嫁に1Fに行ってもらいました(1Fが動物病院なんです)。

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 結果は、懸念していたとおりでした。
 尿検査の結果、細菌と結晶でいっぱいだったそうです。点滴で抗生剤を投与し、二日後に再検査。止血剤と抗生剤の錠剤、さらには食事療法食も処方してもらう。ちなみに費用はしめて29,000円でした(涙)。保険がきかないのはつらい…。
 費用の約半分を占めるのは療法食。今度も、最低半年は続けてくださいと言われました。以前あげていたC/Dより気持ち安いpHコントロール(ロイヤルカナン)にしましたが、ネットで安いのを探しても1s単価で1,000円くらいします(病院で買うと@1,300円くらい)。
 しかしこの食事療法食と投薬の効果はてきめんだったようで、二日後の再検査時にはすでに尿の臭いは消え、食欲旺盛、快眠快便、血気盛んであっという間に健康体に戻りました。しばらく目は離せませんが、経過は非常に良好です。

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 ところで、わんこの多くに当てはまると思いますが、薬を飲むのを嫌がります。口に放り込んでも、何とか吐き出そうとします。しかし嫌がっても怒りはしない。ラナはその点では非常に楽です。






ニックネーム ラナ父 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月08日

10 渓流ラストチャンス(秋川2)

水位:0.94m(秋留橋) -0.83m(東秋留橋) 気温:8℃(青梅) 天気:曇り
区間:和田橋〜小和田橋(8.1km) メンバー:後輩1号&川太郎(回送)


 それこそ雲霞のごとく集まっていた釣り人の姿が、山田大橋から上流になるとぴたりと途絶え、深い青を湛える秋川の水面には時々曇り空の隙間からこぼれる陽光が射してきらめいています。
 よくよく調べてみると、秋川の解禁日は三段階に分かれていました。すなわち上流部の南北秋川および各支流は先週3/1,山田堰以降の下流域は本日、そして山田堰から吉祥寺滝までの中流域は来週3/15です。
 ということは、中山峡はまだ下れるんとちゃうかと。そして、金曜日の降雨の影響が依然残っています。ベスト水量には足りないものの、おそらく下るのは可能やないかと。果たして訪れてみれば、先述のとおり川は下るに足る水量があり、人の気配はまったく存在しませんでした。

 今日の主目的は、未航下区間を埋めていくことです。すなわち、前回テイクアウトの乙津橋から十里木ランドまでの区間、および佳山橋から下流の区間となります。プットインを中山の滝直前の和田橋とし、2時間程度で漕げる距離(7〜8km)ということで、テイクアウトは武蔵五日市駅に仮設定しました(車道距離で約7.3km)。


大きな地図で見る

 ◆中山の滝

 今日の水位(0.94m)は前回(0.87m)と前々回(1.01m)のちょうど中間でしたが、水量的には前々回に近しい。底を擦ることなく、悠々として流れていきます。
 最初の難関、中山の滝は壱の滝でエディーキャッチし損ねて逆さまから落ちそうになったことを除けば順調にクリア。三回目ともなればさすがに慣れてきて、余裕を持って下れますが、その分油断が生じやすく、凡ミスをかましがちです。独りのときは特に気を付けないと…。



 ◆乙津堰堤

 前回のテイクアウトポイント、乙津橋を過ぎると、いよいよ未航下区間に突入となります。緩やかな蛇行をいくつか経ると、水平線が現れました。乙津堰堤です。

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 落差は4〜5mくらい。ストレーナとなる床止めテトラや険悪なリサーキュレーションは存在せず、滑り台のような構造です。ダッキーなら、やってやれないことはなさそうな気がします。むしろ、転覆するイメージが湧いてこない。ムラムラと黒い衝動が沸き上がってきましたが、結局ポーテージを決断。人工物には近づくなという古人の教えを忠実に守ることを選びました。左右いずれも迂回できそうですが、今回は左岸の魚道を使ってポーテージ。



 ちなみに前回(去年の8/30)はこんな感じ。左岸ルートは使えそうにないですね…。



 懸念していたほどではありませんでしたが、やはり水を取られたせいで下りにくい。先が思いやられるなあとため息をついたのも束の間、すぐ下流に余水吐から(割合までは分かりませんが)かなりの水が戻されていました(動画の後半部)。ついてます。

 ◆十里木の瀬

 前方に新しい吊り橋が見えるなだらかな早瀬の終わり、突如として水平線が現れました。とっさに右手でスターンラダーをかける。フネを時計回りに回転させ、そのままフェリーグライドで右岸に上陸。ラナと一緒に陸沿いに水平線の向こうを覗き込んでみました。
 滝…、ではありませんでしたが、結構な落ち込みです。車道から見たときは、一発モノのちょこんとした落ち込みくらいに認識していましたが、どうして近くで見ると震えるほどにド迫力です。

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 ポーテージは右岸から可能です。やるかやらないかですが、ひとまず「やる」ほうを選択しました。コース取りの難度が高く、沈の可能性がありますが、瀬の終わりがプールなのでリスクは低いと考えました。

 次に瀬のラインをじっくり読み解いていきます。
 一段目、全体的に浅いですが、中央やや左寄りに左岸に向かって落ちるルートのみスムーズに通れそうです。その先に二段目、水柱が立っています。大きなストッパーウェーブにも見えますが、波の中に岩が見え隠れしており、実は大きな岩というのが窺えます。突破は不可能なので、岩の右側から右岸に向かって落ちる流れに乗る必要があります。この一段目から二段目に至る間に、左岸に向いたバウを右岸側に回転させ、岩に衝突するまでに一気に右岸に漕ぎ抜けることができるかどうかが成否のカギと感じました。
 うまくいく可能性は五分五分というところでしょうか。ラナはポーテージさせることにしました。瀬の終わりでスローロープを岩に引っ掛けて固定し、リードに繋ぐ。普段ならG君とかに見てもらうんですが、今日はソロなのでこうするより他にありません。

 フネに乗り込むと、瀬の向こうにはラナの頭だけが見えます。これから何をするのかは伝わっているようで、おとなしくお座りして待つことにしたようです。



 フネを流れに乗せ、一度大きく深呼吸して漕ぎ始める。今年一番の緊張感です。一段目、右のバウラダーで失速させつつ、右に回転しながら落ちる。ここからが勝負どころ。直下の隠れ岩に対し、ほぼ横向きの状態になっているので、もし岩に衝突ならフリップ必至でしょう。目いっぱいの左パドルで逃げ、ダメ出しで右パドル。これで…、右岸に落ちる流れに乗れました。あとはするすると滑り台を落ちるようでした。安堵のため息と共に張り詰めていた気持ちが弛緩していく。ふと気付けばラナがギャンギャン吠えて出迎えてくれていました。

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ニックネーム ラナ父 at 19:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 関東>秋川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

【番外編】川太郎、7ヶ月検診

 7日は、川太郎の7ヶ月検診のため、家族で地元の小児科に行ってきました。体重は8,560g,身長は66cm.体重は10ヶ月なみらしいです…。
 また、こんな感じでチェックが入ります。

 ・寝返りをしますか
  →× いまだにできません。というかやろうとしません。
 ・おすわりをしますか
  →○ ラナに押し倒されそうになっても、必死でこらえてます。
 ・体のそばにあるおもちゃに手を伸ばしてつかみますか
  →○ おもちゃどころか何でも掴もうとします(動いて取ろうとまではしませんが)。
 ・家族といっしょにいるとき、話しかけるような声を出しますか
  →○ 無視すると怒ります。
 ・テレビやラジオの音がし始めると、すぐそちらを見ますか
  →○ テレビには、ヤバいくらいに釘付けです。
 ・離乳食を喜んで食べていますか
  →○ 一日二回。大好きです。

 その他、神経の発達を見るために、顔に布をかぶせて、自分で取ることができるかどうかを確認しました。結果は、×でした。泣いたと思えば、おとなしくなり、本気で不快に思っていないんじゃないかと。気分に左右されることが多いみたいで、自宅でご機嫌のときは自分で取って笑っているようです。

 あと、大きな変化といえば、ラナがちょっかいを出すようになったということ。おすわりして遊んでいる川太郎に鼻でつついて倒そうとしたり、頭や手をベロベロに舐めまわしたりします。おかげで川太郎の髪の毛はムースで固めたみたいにパリパリになっていることがよくあります。
 今まで関心がなかったのか、あえて無視していたのか、絶対に触れようとしなかったんですが、どうしたんでしょうね。母性に目覚めたんでしょうか?

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ニックネーム ラナ父 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする